Photos & Text by colorsmagyoge.
関東エリアに直撃するかと思われるコースを進みながら
東海上を北上していった台風7号チャンスー。
そのグランドスウェルを求め、8/16(火)早朝に湘南を出発。
お昼前に目的地である新島に到着するやいなや、
波チェックに向かうとどこも急激にサイズアップを果たしており、
ダブルオーバーはゆうにあるワイルドな波に遭遇!
サイドオフショアの風が強烈に吹くなか、園風を交わす某所で、
今週末にかけて羽伏浦海岸を海上に開催予定のJPSAに出場するべく
先に新島入りしていた辻裕次郎、松岡慧斗、小嶋海生、金尾玲生、
村上舜、村上蓮といったメンバーたちがセッションを繰り広げていた。
Yujiro Tsuji.
Kai Ojima.
Keito Matsuoka & Ren Murakami.
Shun Murakami.
Reo Kanao.
台風の接近に伴い、著しく変化する海の状況。
風もどんどん強くなり始めるなか、クイックに1セッションを終えると
今度は少し風をかわしそうな某ブレイクをチェック。
波のサイズはハワイアンサイズの8フィートはゆうにあり、
見ていると乗れそうな波は来ているのだが、
しかし実際に海に入れば潮の流れも激しく、
いい波がブレイクする場所を見極めることすら不可能に近い
アウト・オブ・コントロールな状態と判断し、
この日は早めに宿に帰り、翌朝のセッションに備えることに。
翌朝となる8/17(水)本日の早朝。
果たして波はどうなのかと、期待に胸を膨らませて海へ向かうと
そこには予想以上にサイズダウンしながらもセットでダブルオーバーはある
ワイルドかつパワフルな新島らしい波がブレイクしていた。
少しでもチューブ空間を味わおうとルックバック・スタイルで
朝日に染められたグリーンルームに突入していく高橋健人。
Mason Hoをはじめ、ハワイアンのサーファーたちと
幅広い交流を持つだけあり、こういった場面では抜群のセンスとスタイルを見せる!
Kent Takahashi.
特に、このようなハードなコンディションとなったときには
いかんなくその本領を発揮してくれる村上舜。
この朝のセッションでは大きなセットを掴みまくり、
羽伏浦ならではのまん丸な土管チューブに恐れることなく
激しい突っ込みを見せ、ひときわ光るサーフィンを見せていた。
Shun Murakamai.
ほとんどの波が激掘れダンパー波というなか、
数少ない形のいい波を掴み、バックサイド、フロント共に
1本ずつチューブをメイクした村上蓮。
Ren Murakami.
村上舜と稲葉玲王が中心となって結成する
チーム”Ⓜ︎武”では若手の立場になる脇田泰地。
パイプライン仕込みの熱いバレル・チャージを繰り返していた。
Taichi Wakita.
若手注目サーファーのひとり黒川海斗。
今回そのサーフィンを見たのは初めてであったが、
その激しい突っ込みと高いサーフィンスキルに驚かされた。
Kaito Kurokawa.
セッションの後半に差し掛かったところで
入水していったのは澤村康生。
小振りながらグーフィーの形のいい波をテンポ良く掴み、
バックサイドチューブからリップまで披露していた。
Kosei Sawamura.
つい先日、colorsmagの必見動画のコーナーからもお伝えさせて頂いた
最新クリップ”Reborn”をドロップさせた宮崎出身の西口京佑。
朝一番のレイトドロップからのチューブに身をひそめる。
Keisuke Nishiguchi.
入ってすぐに巨大な鬼セットをインパクトで食らってしまい、
サーフボードを真っ二つに折るというハプニングに見舞われた川俣海徳。
この日の前日のセッションでは村上蓮もボードを折るなど、
わずか1日24時間経たずしてすでに2本もボードが折れたところを目の当たりにし、
新島ならではの波のパワフルさを改めて痛感させられた。
Kaito Kawamata.
ここでのセッションを少し早めに切り上げると、
今度は辻裕次郎、松岡慧斗、小嶋海生、金尾玲生と共に
かねてから狙っていた某ブレイクをチェック。
予想通り干潮に向かうにつれチューブ波が増えて行くなか
果たして、どんなセッションが繰り広げらることとなるのか!?
次回の記事をこうご期待ください!