Photos & Text by Yosuke Kondo / Iragoday.
Girls winner, Shino Matsuda & C-boyz.
8/23(火)~8/28(日)。
第51回全日本サーフィン選手権大会2016が、
伊良湖ロングビーチ(愛知県田原市大石海岸他)を舞台に開催されています。
北は北海道、南は沖縄までの全国70支部から、
各支部予選を勝ち上がってきた選手約920名、
大会関係者や応援者を合わせると2000名近くの方が愛知県田原市に集結。
日本一のアマチュアコンテストを伊良湖フォトグラファー、
Iragodayこと近藤洋介がお届けします。
迷走していた台風10号からのウネリが入り、
終日風の影響もなく絶好のコンテスト日和となった。
そして8/26(金)は6クラスのファイナルまでが無事終了。
年々サーフィンのレベルが上がり、
どのクラスも誰が優勝してもおかしくない
白熱したファイナルヒートが繰り広げられた。
まずはキッズファイナル。
自分の2倍はあるリップにローラコースターを仕掛け、
着地をメイクした加藤翔平(東京多摩)が見事優勝を果たした!
惜しくもキッズクラス2位は森大斗(静岡3区)。
キッズクラス3位となったのは、
7月頭にカリフォルニアのハンティントンビーチで行われた
全米サーフィン選手権大会NSSA national championshipsの
ミニグロムで優勝し、全米チャンプとなった岩見天獅(千葉東)。
キッズクラス4位となったのは辻岡堅太朗(大阪)。
続いてはボーイズクラスファイナル。
ヒート終盤にバックサイドでソリッドなターンを3連発決めて
見事10ptを叩き出して逆転優勝を果たした大音凜太(埼玉南)。
昨年ここ伊良湖ロングビーチで開催された全日本級別選手権1stクラスで
優勝した伊東李安琉(宮崎)は、ヒート中盤まで止まらないサーフィンで
トップに立っていたものの逆転され2位となった。
ボーイズクラス3位となった岡村晃友(大阪)。
ボーイズクラス4位藤田彪成 (鹿児島)。
ジュニアクラスのファイナルでは、
観客がどよめくほど、際どいセクションにリップを炸裂していた
加藤優典(宮崎)が見事優勝を飾った!
フロントサイドで形のいい波を選んで
カーヴィングターンをねじ込んだ伊藤大河(湘南茅ケ崎)は2位入賞。
ジュニアクラス3位、粟田生(千葉南)。
ジュニアクラス4位となったのは武知虎南(徳島)。
ガールズクラスファイナルでは、先月、ここ伊良湖ロングビーチで開催された
JPSA×WSL JAPAN”夢屋サーフィンゲームス田原オープンで
見事10ptライディングを披露した松田詩野(湘南茅ケ崎)が
波を知り尽くしたかの様にインサイドまできっちりメイクし優勝!
ガールズクラス2位となった中塩佳那(山形)。
ガールズクラス3位、岡田小夢希(山口)。
ガールズクラス4位、西村いちご(佐賀)。
ボディボードメンクラスは森川勝彦(三重)が優勝。
2位 蛭間拓斗(千葉東)
3位 佐波祐治(島根)
4位 松井利久(静岡2区)
BB MEN winner, Katsuhiko Morikawa.
ボディボードウィメンクラスもメンクラ ス同様、三重支部の選手である
山下海果が全日本級別選手権に続き優勝した!
ボディーボード王国、三重の誕生です。
そして田原市長から、田原市が日本一の生産量を誇る花束が贈呈された。
2位 中出真美(石川)
3位 佐藤千夏(千葉西)
4位 志道彩子(千葉東)
一本インサイドまで乗り終えると砂浜を走ってゲットするため、
同じ支部の仲間が一緒に砂浜を走ってくれたり、
暖かい拍手や声援が飛び交い各支部の絆を感じると共に、
サーフィンは海に入るとひとりで行なう競技ですが、
ヒート中、波が良いポジショニングを教えてくれたり、
全日本選手権は同じ支部の選手と一緒に戦っている印象が心に残り 、
見ていて心がホッコリしました。
いよいよ残り2日となった全日本選手権
迷走していた台風10号からのウネリはどうなるのか?
残りのクラスは果たして開催されるのか?無事開催されますように!
All Photos & Text by Yosuke Kondo / Iragoday.