Photos & Text by Yosuke Kondo / Iragoday.
全日本選手権4日目となる8/27（土）。
勢力を拡大しながら近づいてきた台風10号からのウネリは、
心配されていたクローズする事もなく、風も終日オフショアとなり、
サイズも頭オーバー、たまに頭半の波で、
アマチュア日本一を決めるには最高なコンデションで行われた。
その模様を伊良湖フォトグラファー近藤洋介がお届けします。
大クローズすると思われたが、
伊良湖エリア全域でビーチブレイクパラダイスデーとなった。
しかし、さすがに５日目となる最終日は、
台風10号によりコンテスト開催が危ぶまれるため、
大会会場をロングビーチポイントとロコポイ ントの2カ所で
全てのクラスがファイナルまで行われました。
スーパーレギュラーが出現したロコポイントでは
ロングマスター、ロングウィメン、ロングメン、ロイヤル、マスター、
ウィメン、シニアウィメン、グランドマスター、カフナクラスが開催。
各支部予選を勝ち抜いてきただけあって果敢にチューブにチャージ。
チューブに巻かれてボードを折る選手が何人かいましたが、
会場からはチャージして上がってくる選手に、拍手喝采が送られる。
支部長クラス、シニア、メンが開催された
ロングビーチポイントもスーパーグフィーが出現。
どのヒートも 白熱した試合展開となり、
波が良すぎてエクセレントライディングが続出し、
日本一を決めるには絶好なコンデション。
大会期間中、13時からは毎日、地元田原市名産の
甘くて美味しいメロンが無料配布され、選手も観客も大満足。
2つのポイントで同時開催されていたため、
ファイナルヒートはロングビーチで撮影しました。
まずは支部長クラスファイナル。
何回もヒート最中、チョップホップをトライした小野誠 (茨城波崎)が優勝！
Makoto Ono.
2位 田村隆之 （湘南藤沢）
3位 河合雅人 （千葉西）
4位 水上譲 （石川）
続くはメンクラスファイナル。
第4位となったのは3×グランドチャンプの経歴を持つ
浦山哲也プロの息子、浦山斗希（千葉西）。
Toki Urayama.
最後に乗った波で逆転したかに見えたが、
惜しくも優勝を逃し3位となった本郷拓弥（和歌山）。
Takuya Hongo.
第2位となったのは先月、ここ伊良湖ロングビーチで開催された
JPSA×WSL JAPAN”夢屋サーフィンゲームス田原オープンで
見事プロ資格を取得した山本竜平 （学連）。
Ryuhei Yamamoto.
見事第51回全日本選手権メンクラス優勝は加藤大道（東京多摩）。
Hiromichi Kato.
そして、仲間に担がれ、優勝者恒例のウィニングロードかと思いきや
海に投げ込まれ会場の笑いを誘っていた。
全日本選手権の中でも、
もっともエントリー数が多く今大会も6回勝たないと
ファイナルに残れないシニアクラスファイナル。
第4位となったのは過去に数々の全日本タイトルを持つ加藤孝紀（宮城仙台）。
Takanori Kato.
3位の原田俊広（湘南鎌倉）。
Toshihiro Harada.
2位となった宗政利夫（湘南西）。
Toshio Munemasa.
各支部を勝ち上がってきた240名の頂点に立ったのは
オープニングウェーブでいきなり6連発のバックハンドを決め
エクセレントスコアをたたき出した馬嶋浩文（京都）。
Hirofumi Majima.
馬嶋浩文（京都）こと通称へっちゃら君は、
夏は伊良湖、冬は日本海でよく入っていて、
伊良湖エリアを第2のホームポイントとしていることから、
伊良湖サーファーとの交流も深い。
過去2大会連続全日本選手権シニアクラスファイナリストでもあり、
昨年は惜しくも2位だった。
そして第2のホームポイントで行われた全日本選手権で
念願の初優勝を手にした！
へっちゃら、モモちゃん、カイジおめでとう！
大会直前には台風が3つも突然でき、
どうなるか心配してましたが、無事に本日全ヒート終わりました。
結局、心配された台風のお陰で、
伊良湖エリア全域がグッドウェイブとなった今大会。
全国から集まった選手、応援の皆さん、大会関係者、
スタッフ、協賛スポンサーの皆さんお疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
伊良湖エリアはビーチブレイクパラダイスですので、
次回は大会ではなく、ゆっくりフリーサーフィンしに遊びに来て 下さいね♪
All Photos & Text by Yosuke Kondo / Iragoday.
