Photos & Text by colorsmagyoge.
湘南エリアにおいて台風10号ライオンロックのグランドスウェルの片鱗を
初めて感じ取ることができた初日となった8/26(金)朝。
この日はNAKISURF主宰であり、
全米ナンバー1サーフフォトグラファーに選ばれた経歴を持ち、
文筆家でもあり、アーティストでもあり、
そして何よりも波乗りから人生の教訓を見出だし、
そのマルチな才能を活かしてそれを世に伝え続ける
リアル・ソウルサーファーであるNAKIこと船木三秀氏と合流。
セット肩頭前後のクラシカルなグッドコンディションとなった
NAKI師の元ホームブレイクのひとつである某ブレイクにて
個性的なスタイルを持つサーファーたちが集結する
最高のセッションとなった!!
Naki.
NAKI師の大先輩にあたるミサさん。
このブレイクの目の前に居を構える歴史の深いローカルサーファーで
日本で最初に360°というトリックを極め、
かつては無敵のプロサーファーとして活躍し、
一斉を風靡したサーフスターだったことをNAKI師が教えてくれた。
Misa san.
最大で頭サイズのセットが入るなか、ひときわ個性的なサーフボードに乗り、
スピーティーかつ鋭いターンで波を刻むのは、
THE SURFSKATERSの生みの親であり、現在は鵠沼で
シェイプルームとショップをひとつにした” ART FCT”を営む勝又正彦プロ。
Masahiko Katsumata.
サイズはあるが大味なブレイクとなるアウトに入るセットでなく、
綺麗に棚に当たって張ってくるインサイドの波に狙いを定め、
ひと目でただ者ではないとわかる
質の高いターンを連発していたのは平野彩子プロ。
1984年、1986年、1987年、1988年と4度に渡って
グランドチャンプに輝いた経歴を持つ
80年代の日本のサーフシーンを代表するトッププロサーファー。
Saiko Hirano.
Kiyotaka”HYDRO”Ando.
このエリアのハードロコボーイのひとりであり、
HYDRO shape & Designを手掛ける安藤清高と共同開発した
ミッドレングスのニューモデル初おろしとなり、
その乗り味を自らの足で確かめるのは
日本屈指のスタイルマスター、”ショーロク”こと宮内謙至プロ。
真骨頂であるシングルフィン・ログでのクラシカルスタイルから、
ミッドレングスでのカーヴィングまで、ボードに合わせた
ライディングを披露できる幅広く柔軟性の高いスタイルが光る。
Kenji”Shoroku”Miyauchi.
Unknown good surfer.
Masahiko”Cuts”Katsumata.
Naki.
いま思えば天気も良く、風も弱く、
最高のファンウェイブに恵まれた最高のセッションとなった!