Photos & Movie by WSL. Text by colorsmagyoge.
QS6000 Pantin Classic winner, Kanoa Igarashi(JPN).
QS6000″Pantin Classic”ファイナルデイ・ハイライト
日本時間の9/4(日)~9/5(月)の深夜3時に渡り、
スペインにて開催のQS6000”Pantin Classic Galicia Pro”の
大会最終日が無事終了となった。
MENSはスケジュールの都合上、
マンオンマン形式のラウンド5でなく、
急遽4人ヒートのクォーターファイナルからスタートとなり、
ファイナルまでが無事終了。
注目のカノア五十嵐はクォーターファイナルでは9.00pt、
セミファイナルでは8.00ptと8.67ptといったエクセレント・スコアを連発し、
両ヒート共に1位でラウンドアップを果たすという
安定試合運びとダントツの強さを見せて見事ファイナルへ進出!
ファイナルではTomas Hermes(BRA)、Michael Rodrigues(BRA)、
Ian Gouveia(BRA)といった3名のブラジリアンに対し、
日本人のカノア五十嵐がひとりという戦いとなった。
ここでも先手必勝といわんばかりにヒート開始早々に掴んだ1本目の波で
ロングライドを決めて7.83ptをスコア。
Kanoa Igarashi(JPN).
1本目の波で5.17ptをマークしていたMichael Rodriguesが
2本目の波で8.67ptをマークし、一度ヒートをリードされるも、
カノアが掴んだ3本目の波で8.60ptを叩き出しトータルスコア16.43ptをスコア。
Tomas Hermes、Michael Rodrigues、Ian Gouveiaたちが逆転を狙って
波を掴むも逆転となるハイスコアをマークすることができず
そのままヒートは終了。
ここでもダントツの強さをみせ、日本のカノア五十嵐が弱冠18歳にして
見事QS6000での優勝を飾った!!
「他の大会での結果は満足できるものではなかったですが、今大会は一週間を通して楽しく過ごすことができました。チャネルアイランド・サーフボードのマジックボードを持っていたので、この一週間はここのどんなコンディションでも調子よくサーフィンすることができました。それにいい人たちに囲まれてたことなどすべてがいい方向に働いて勝負に対するプレッシャーも感じることなく、楽しんで試合に臨むことができました」
カノアはさらに続けた。
「今大会の結果は自分にとって2回目のベストリザルトで、一週間を通して最高なサーフィンができたと思います。今年はちょっとアップダウンの激しかった一年で、ツアー前半戦では2連続で大会でいい結果を残せなかったり、でも南アフリカのバリトーでは9位、今大会では優勝と自分でもよくわからないほどだけど、とにかくトレーニングに励んで楽しみながら、ランキングにとらわれ過ぎず、頑張っていきたいと思ってます」
とのコメントを残した。
カノア五十嵐はこの一勝によりQSランキング13位から5位へ浮上。
来年度のCTツアーをクオリファイ圏内にとらえている。
カリフォルニアで生まれ育ちながらも、
日本人の国籍として日の丸を背負い、世界の舞台で戦うカノア五十嵐の
今後のさらなる活躍からも目が離せない!!
Go Kanoa!!
Go Japan!!!