Photos by WSL Japan. Text by colorsmagyoge.

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10/2(日)に大会最終日を迎えたWSL Japan主催の

プロジュニア戦QS1000″Ise Shima Pro Junior”!!

Boysファイナルは千葉の志田下で開催されたGoPro Junior優勝の安室丈と

その時のファイナルでの対戦相手である森友二による一騎打ち。

まさにGoPro Juniorのファイナルの再現となった本イベントのファイナルでは

ヒート開始30秒から森友二、安室丈と波を掴み、安室が5.33pt、

森が3.67ptをマークすると、さらに積極的に2本目の波も掴んだ森は

ここで7.17ptのハイスコアをマークしてリードを図る。

優先権を持ってじっくりといい波を待つ安室が残り4分でレギュラーを掴むと

この波で6.67ptptをマーク!

ここで一度1位のポジションをキープする安室だったが、

安室のこの2本目の波のその裏に入った波を3本目として掴んだ森が

6.80ptを叩き出して再びトップに躍り出る。

安室丈が逆転に必要なスコア7.30ptの状況で迎えた残り時間8分。

ミドルセットを掴みまくる森友二に対し、

優先権を持ってじっくりといい波を待つ安室が逆転を狙い

レギュラーのセットを掴むが、これがいまいちショルダーが張り切らず、

2.40ptと逆転ならず。

ヒートは終盤戦を迎え、リードする森友二が優先権を持つ状況の中、

最後まで逆転を狙って波を掴む安室城であったが、

ハイスコアにつながる波を掴むことができず

見事GoPro Juniorでのリベンジを果たす形で森友二が優勝を飾った!!

おめでとう!!

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ガールズのファイナルは、松田詩野と川合美乃里が対戦。

ヒート開始早々、2名共に波を掴み、川合美乃里が3.17pt、

松田詩野が1.33ptで川合美乃里がリードするも

2本目の波で松田氏のが5.00ptをマークして逆転1位に。

川合が優先権を持っていい波を待ち続ける中、

左側からのグーフィーに狙いを定めた松田詩野が3本目の波を掴み、

7.00ptをスコアしてトータルスコアを伸ばすと

川合が逆転に必要なスコア8.83ptという状況で迎えた残り15分。

松田詩野が4本目の波で5.37ptをスコアしてトータルスコアを伸ばす中、

ここで優先権を使った川合美乃里が2本目となるグーフィーの波を掴むが、

この波はワンターンのみで波が消えてしまい、スコアを伸ばすことができず

3本目に掴んだレギュラーの波では2ターンを交えて4.27ptをマーク。

しかしシチュエーションは変わらず、

川合美乃里が逆転に必要なスコア8.10ptという状況のまま迎えたヒート後半。

最後の最後でまさかの逆転劇が巻き起こるのかという手に汗握る試合展開の中、

ヒート終了まで決定打となるような波がまったく入らず、

タイムオーバーとなり、松田詩野がなんとかリードを守り切る形で

見事優勝を果たした!!

おめでとう!!

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Girls winner, Shino Matsuda.

 

グロメットクラスのファイナルはNSA全日本チャンプの加藤翔平、

湘南鵠沼出身のキッズサーファー小松凛輝といった2名による戦い。

まず先制攻撃を仕掛けたのは小松凛輝。

立て続けに2本、3本の波を掴み2.10pt、0.50pt、2.90ptでリードを保つ。

それに対して優先権を持ち、左側でいい波をじっと待ち続ける加藤翔平は

残り19分に差し掛かったところでようやくレギュラーの波を掴み

2発のリエントリーで4.50ptをスコア。

加藤翔平が逆転に必要なスコア0.90ptという状況の中、

少しでもバックアップスコアをあげようと積極的に波を掴む小松凛輝が

5本目の波で4.10ptをマーク。

ヒート中盤で逆転に必要なスコア2.50ptというシチュエーションに

追い込まれた加藤翔平が、残り13分を切った時点で

ようやく入ってきたセットをレギュラー方向にテイクオフ。

このライディングで3発のリエントリーをメイクし、

見事6.33ptをスコアした加藤翔平がここにきて一気に逆転1位に躍り出る!!

さらに残り10分を切ったところで加藤翔平が3本目となる波を掴むと、

今度はフィニッシュでエア気味のリエントリーを決めるライディングで

8.33ptといったエクセレントスコアを叩き出し、

この土壇場に来てトータルスコアを伸ばすことに成功!!

相対する小松凛輝は最後まで逆転を狙って波を掴むが、

無情にもシチュエーションが変わることはなく、

見事加藤翔平が優勝を飾った!!

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Grommet winner, Shuhei kato.

 

無事に終了となったWSL Japan主催のプロジュニア戦、

QS1000″Ise Shima Pro Junior”。

日本サーフィンの明るい未来を十分に感じることができる

素晴らしい一戦となった!!

さらなる詳細についてはオフィシャルサイトをチェック!

 

>>WSL Japan プロジュニアQS1000″Ise Shima Pro Junior”オフィシャルサイト

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ