Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

FINALDAY HIGHTLIGHT.

 

日本時間の10/13(木)。

フランスのホセゴーで開催されていたCT第9戦

”QUIKSILVER PRO FRANCE”と”ROXY PRO FRANCE”が無事終了となった。

波のコンディションはかなりサイズダウンした波数の少ない

頭前後となったなかMENS、WOMENS共にセミファイナルからスタート。

MENSは激しいワールドタイトル争いを繰り広げている

John John Florence(HAW)とGabriel Medina(BRA)の勝敗の行方に

注目が集まるなか、John John Florenceはセミファイナルのヒート1で

同じハワイ出身のKeanu Asing(HAW)にまさかの敗退。

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QUIKSILVER PRO FRANCE 3rd, John John Florence.

 

セミファイナルのヒート2でKolohe Andino(USA)と対戦した

Gabriel Medinaは順調にファイナル進出を果たし、

ここで優勝すれば本イベントを3位で終えたJohn John Florenceに

僅か700pt差のところまで詰め寄ることができたが、

しかしファイナルではKeanu Asingがプライオリティーをうまく使い、

ヒート前半にGabriel Medinaから奪った波で6.67ptをマークすると、

その波でヒートの流れを掴み、鬼のバックサイド・リップを連発した

7本目の波で7.76ptをスコアしたKeanu Asingが、

見事自身初となるCT優勝を遂げた!!

おめでとう!!!

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QUIKSILVER PRO winner, Keanu Asing.

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QUIKSILVER PRO 2nd, Gabriel Medina.

 

本イベントを終えた時点でCTランキング1位のJohn John Florenceと

2位のGabriel Medinaとの差は僅か2700pt。

10/18(火)から10/29(土)にポルトガルで開催予定の

CT第2戦”Meo Rip Curl Pro Portugal”と

12/8(木)から12/20(火)までをコンテスト期間に

ハワイのパイプラインで行われるCT最終戦”BILLABONG Pipe Masters”の

残る2戦の勝負の行方にさらなる注目が集まる。

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WOMENS CT”ROXY PRO FRANCE”は、

CTランキング1位をキープしていたTyler Wright(AUS)が、

ファイナル進出した時点で自身初となるワールドチャンプが決定!!

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2016 WOMEN’S world champ, Tyler Wright.

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ROXY PRO winner, Carissa Moore.

 

ファイナルはヒート開始早々に掴んだ波で7.33pt、

6本目のセットで9.03ptをマークしたCarissa Mooreが、

3度のワールドチャンプに輝いたその強さを見せつける形で優勝を果たした。

「いろいろなことがありましたが、楽しくやってこれました。」Tyler Wrightは言った。「今年はワールドチャンプ獲得のためにあまり多くを語らないようにしてきました。昨年は自分にとってめまぐるしい一年でした。兄のOwen Wrightの怪我もあり、今年も自分や家族にとってとてもめまぐるしいスタートを切った年でした。そしてちょうど叔父が亡くなり、今大会は叔父が見た最後のイベントになりました。だから今回は叔父のために優勝してワールドタイトルを獲ると決めていました。」

と、その勝利の裏側に隠された厳しい現実を語りつつ、

ここでは語りつくせぬ逆境を乗り越えてワールドチャンプに輝いたTyler Wrightに

ここで改めておめでとうございます!を送りたい。

これによってWOMENSに関しては最終戦までワールドタイトル・レースが

もつれ込むことはないが、新ワールドチャンプTyler Wrightに乾杯である。

無事に終了となったCT第9戦”QUIKSILVER & ROXY PRO FRANCE”、

この後に続くMENSワールドタイトルの行方はいかに!?

残るMENS CT2戦からますます目が離せない!!!

さらなる詳細は下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ