Photos & Text by colorsmagyoge.

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JPSA最終戦を終えた2日後に当たる10/18(火)早朝。

低気圧の通過によってサイズアップを果たし、

大会期間中とは打って変わってオフショアのグッドコンディションに恵まれた

日本屈指のサーフィン道場、志田下にて

このタイミングを逃さず、終結したサーファーたちとセッションを開始!

海に着くやいなや、パワフルな際立つターンを連発していた

とあるグーフィーフッターが目に飛び込んできた。

それは和製Mason Hoと言って過言ではないスタイルを持つ

プロサーファー高橋健人の実弟、高橋優人だった。

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Yuto Takahashi.

 

兼ねてから駐車場で待ち合わせしていたLSDチームと合流。

今週末に鴨川のマルキで開催される今シーズン国内で開催されるWOMENSのQSでは

最大級となるWOMENS QS3000″White Buffalo Women’s Pro”に出場するべく

初来日を果たしたオーストラリア出身のLSDライダーのTahlia Redgardと、

JPSAに参戦し、そのまま千葉に残っていた宮崎出身の児玉椋も入水していく。

Tahlia Redgardは現在22歳のサーファーで、実家が貧乏だったあまり

5歳からサーフィンをはじめていたが、なかなかコンテストに出場することができず

十分なスキルを持っていながらも今回初めてMad Heuysのバックアップにより

自身にとって初となる海外遠征を果たしたとのこと。

そのサーフィンはまさに現在ハイレベルな日本の女子サーフィンにおいても

見たことないぐらいパワフルでスピーディーで、

世界には環境によって埋もれているサーファーがいることを実感させられた。

そんなTahlia RedgardのWOMENS QS3000″White Buffalo Women’s Pro”での

活躍に期待したい!!

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Tahlia Redgard.

 

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Ryo Kodama.

 

ポイント中央でカレントに当たってブレイクするレフトを掴んでは

アグレッシブなライディングを連発していたのは

茅ヶ崎出身のVISSLA & RASHライダー藤沼佳太郎。

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Keitaro Fujinuma.

 

現在の日本のWOMENSサーフシーンにおいて

間違いなくトッププロのひとりである野呂玲花が

偶然にもこのタイミングで登場!

パワフルなバックサイドリップで大きなスプレーをあげる。

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Reika Noro.

 

その実弟にあたる野呂海利。

数ヶ月ぶりにあったが背が伸びた気がしたのと、

サーフィンにも安定感ができてきたように見えた。

この日は素晴らしいライディングを連発していた。

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Kairi Noro.

 

このエリアに来るときは必ず一度はセッションしてくれる

US OPENチャンピオンという快挙を成し遂げたスーパーヒーロー大原洋人。

今シーズンはトレーニングにもハードに励みさらなる努力を積み重ねたにも関わらず

思うような結果を残せない苦いシーズンとなったに違いない。

しかし、やはりこのセッションでもそのサーフィンはずば抜けており、

チューブを抜けてカーヴィングを入れてビッグエアリバースを1本の波でメイクして

colorsmag的10ptライドも披露してくれた。

来シーズンはさらに素晴らしい活躍を見せてくれることに期待!

GO Hiroto!!!

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Hiroto Ohhara.

 

この1本がきた後のタイミングで大原洋人のライバルでもある

同じ千葉東エリア出身のトッププロサーファー稲葉玲王もショーアップ!

この2名が揃うだけで一気に海の雰囲気はスーパーセッションと化した。

バックサイド・グラブレールでコンパクトバレルを

数本駆け抜け、スタイリッシュなエアも連発していた。

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Reo Inaba.

 

さらなるスキルアップを図るべく、

宮崎からここ千葉東エリアに拠点を移した渡辺寛。

この前日に雨のなか行ったセッションではチューブを抜けまくり

この日も素晴らしいライディングを連発し、

colorsmagとしては改めて渡辺寛に思い知らされた2日間となった。

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Kan Watanabe.

 

徐々に波数が減ってチューブになるセットが少なくなってきたなか、

待ちに待ったセットを掴んだのはHURLEYチームでは大原洋人の先輩にあたり、

ハワイ、日本の河口といったチューブになるビッグウェイブを得意とする関本海渡。

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Kaito Sekimoto.

 

そして、レギュラーの波に乗ると向かい風となるサイドオフショアを

味方につけ、鬼の高さと異常な滞空時間を誇るビッグエアを連発してくれたのは

Christian Fletcherに認められた唯一の日本人エアリストであるJETこと中浦章。

もっともツボに入ったビッグスラブエアに関しては、

昨日一足先にシークエンスコーナーにアップさせて頂きましたので

ぜひそちらもチェックしてみてください。

>>フロントサイド・ビッグスラブエア by 中浦JET章

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Akira”JET”Nakaura.

 

わずか数時間ながら、最高なサーファー達が集結する

エキサイティングなセッションとなった!!

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ