Photos & Text by colorsmagyoge. Added Photos by @una_gi_ya
10/20(木)。
台風22号のグランドスウェルを求め、
VOLCOMチームを代表するプロライダーのひとりである佐藤魁と共に某所へ。
若手プロサーファーの三浦涼と、このエリアを代表する
プロサーファーのひとりである樋口賢、
そしてこのエリアの地元のサーファーたちを撮り続けるフォトグラファー
@una_gi_ya こと山本良和さんと合流すると、
波はイマイチながらもとりあえずは早朝1ラウンドを開始!!
Guy Sato. Photo by @una_gi_ya
Ryo Miura. Photo by @una_gi_ya
台風22号からの太めのグランドスウェルを受けながらも、
この某ポイントにはイマイチ風向きが合わないなか、
スタイリッシュなライドを連発する三浦涼。
下の写真2枚はそんな三浦涼のバックサイドエアの同じ瞬間を
別アングルでとらえた@una_gi_ya とcolorsmagのコラボショット。
Ryo Miura. Above photo by colorsmagyoge. Below photo by @una_gi_ya
Ken Higuchi. Photo by @una_gi_ya
全日本チャンプの経歴を持ちながらプロサーファーとして活躍し、
現在はシラスの株式会社ヤマトを営みながら、
若手プロサーファーをバックアップする立場でもある樋口賢。
ビッグウェイブにおけるチューブを得意とする本格派。
Ken Higuchi.
このポイントのローカルサーファーのひとりである戸河里宗平さん。
このようなハードコアなチューブ波で、プロと並んでサーフィンしても
全く引けを取らないねじ込みとプルインを魅せていた。
このエリアには本当にコアでうまいサーファーが多い。
Togari san.
波もイマイチだったということで早めにセッションを切り上げると
三浦涼と@una_gi_ya 山本良和さんと共に
この風が合うポイントを求めてさらに西へ。
いくつかのポイントをチェックするがイマイチなので、
夕方のワンセッションに備えることに。
そして昼食は、@una_gi_ya 山本良和さんが営む鰻屋
“曳馬野”へご招待頂き、美味しいランチをご馳走して頂きありがとうございました。
山本さんの”曳馬野”は昭和40年から代々続く地元でも有名な老舗。
このエリアを訪れた際にはぜひ立ち寄って見てください!
>>鰻屋”曳馬野”
夕方のセッションで合流する約束をしつつ、
山本さんの曳馬野を出ると今度はこのエリアでサーフショップ
underground surf を営むプロサーファー山田桂司と合流。
山田桂司のunderground surfから輩出された若手プロサーファー
鈴木謙太郎もショーアップとなり、
風の合う某ブレイクにて夕方セッションをスタート!
セッションの幕開けとなるフロントサイド・チューブを駆け抜けてきたのは
若手プロサーファー鈴木謙太郎。
Kentaro Suzuki.
そんな鈴木謙太郎たちの兄貴分的な存在である山田桂司も
このセッションだけで数本のチューブをメイク!
波チェックの時にはダンパーにしか見えなかった高速チューブ波でも
次々とチューブをメイクするライダーたちのライディングに
さすがプロサーファーのスキルを見せつけられる。
Keiji Yamada.
朝一セッションの後にシラスの競りを2ラウンド終え、
その足でこのポイントまで駆けつけてきてくれた樋口賢。
一番際どいところを攻めまくり、ギリギリのタイミングでドギードアで
チューブをメイクしていくる所はさすが。
そちらの方はシークエンスコーナーでアップ予定なので
そちらも是非チェックしてみてください。
下の写真は特大セットのぐりぐりチューブに突入していった侠気ライディング。
Ken Higuchi.
このようなチューブオンリーに見える波でも、
隙さえあればチューブだけでなく、リッピングやカーヴィングと
ソリッドなターンを連発していた三浦涼。
Ryo Miura.
Keiji Yamada.
暗くなりかけてきたセッション中盤から登場を果たした
ローカルサーファーの森さん。
お友達と一緒にローカルナレッジを生かし、いい波をつかんでいた。
Mori san.
A good local surfer.
毎年冬のシーズンには長期に渡ってVOLCOM HOUSEにステイし、
パイプラインの波での経験を積み重ねている佐藤魁。
初めて入るこのブレイクになかば翻弄されながらも、
セッション後半にはノーグラブでスタイリッシュなチューブをメイク。
一瞬のチャンスを逃さない巧みなボードコントロールが際立つ1本となった。
Guy Sato.
しかし本人としては思うようなライディングが見せられなかったのか、
暗くなるまでサーフィンし続けていた佐藤魁。
ほんわかとしたそのキャラとは裏腹に、
その秘めたるサーフィンに対する熱い想いを感じずにはいられなかった。
Guy Sato.
ローカルサーファーのみなさまのオーガナイズのおかげで
最高のセッションとなり、さらに波が良くなりそうな翌日に備えてこの日は解散。
果たして、翌朝はどんな波が待ち受けているのか!?
迎える台風22号セッションDAY2が思わぬ展開となることを
この時メンバーたちは誰ひとり知る由はなかった。