Movie & Photo by WSL. Text by colorsmagyoge.
John John Florence.
日本時間の10/24(月)深夜から10/25(火)の午前2:00かけて
ポルトガルのスーパーチューボスを会場に開催されている
CT第10戦”MEO Rip Curl Pro Portugal”のクォーターファイナルの全ヒートが消化された。
オンショアがオフショアへと変わったタイミングを見計らった
まとまりに欠けるダブル前後のコンディションの中、
1ヒート35分でクォーターファイナルのみが行なわれ、
ワールドタイトルに王手をかけるJohn John Florenceは
ヒート2で同じHURLEYチームのJulian Wilsonと対戦。
ワールドタイトル獲得に向け、先手必勝と言わんばかりに
ヒート開始早々波を掴み、5.67ptでリズムをつかんだJohn John Florenceは
4本目の波でミドルセットのレギュラーの波を掴み、
ビハインドからスピッツアウトで9.30ptをマーク!!
John John Florence.
続く5本目の波では7.60ptを叩き出し、
トータルスコア16.90ptでJulian Wilsonを粉砕し、
見事セミファイナル進出を果たした!!
さらにそんなJohn John Florenceと激しいワールドタイトルレースを繰り広げる
Jordy Smithはヒート4でSebastian Zietzと対戦。
1本目に掴んだ波からディープ&ロングチューブからの
高さのあるダブルグラブエアをメイクして9.23ptをマークしたSebastian Zietzは、
さらに残り25分の時点でインサイドの波で再びチューブを駆け抜け4.33ptをスコア。
早くもヒートの流れを掴みつつ、逆転を狙うJordy Smithが
積極的に波を掴むもワイプアウトを繰り返し、
危うい状況となるのかと思われたところで迎えた残り12分を切ったところで、
プライオリティーを持つSebastian Zeitzが掴んだ裏の特大セットを掴んだ
Jordy Smithがギリギリのレイトドロップからねじ込む
高速ディープチューブでまさかの神懸かった10ptを叩き出し、
ここにきて一気に1位へ浮上!!
Jordy Smith.
Sebastian Zietzが逆転に必要なスコア8.18ptという状況の中、
そのまま逆転劇が巻き起こることはなくヒートは終了。
John John Florenceに引き続き、
Jordy Smithもセミファイナル進出を果たすという劇的な展開を迎えた
CT第10戦”MEO Rip Curl Pro Portugal”コンテストDAY7となった!
注目のワールドタイトル・レースは、John John Florenceが優勝した時点で
ワールドチャンプに輝くこととなり、もしセミファイナルで敗退となった場合は
Jordy Smithが優勝することでワールドタイトルレースは
CT最終戦”BILLABONG PIPE MASTERS”にもつれ込むこととなる。
果たして、ワールドタイトルの行方はいかに!?
迎えるコンテストDAY8は現地時間の10/25(火)午前8:00、
日本時間の同日16:00にネクストコールが発表となり、
コンディションが十分であればコンテストはオンとなる予定!!
ますます目が離せなくなってきたワールドタイトルレース。
LIVEの方をお見逃しなく!!
>>CT第10戦”MEO RIP CURL PRO Portugal”