Photos & Text by colorsmagyoge.
Christian Fletcher.
エアのパイオニアとして知られる世界的レジェンドのひとり、
カリフォルニアのサンクレメンテ出身のChrisitian Fletcherが
台湾で台風の波をスコアしたその足で来日を果たした。
今回の目的は、Christian Fletcherが認める唯一の日本人エアリストであり
幾度となくトリップを共にしているJETこと中浦章と一緒に
Abema TVのヨコノリチャンネルの生放送に出演すること。
宮崎入りした初日はTV撮影もなかったことから
宮崎に来るたびにお世話になっているボウル付きスケートボードショップ兼
カスタムカー&モーターサイクルを行なうショップTreasure Islandを訪ねると
とりあえずサーフィンしようということになり最寄りの某ブレイクをチェック。
Koichi Ikeda & Christian Fletcher.
ここでTreasure Islandともつながりが深く、Christian Fletcherが来るたびに
ケアをしてくれるBLAST SURF WORLDの池田孝一プロと久しぶりの再会を果たし、
いざサーフセッションをスタート!
Christian Fletcher.
大好評につきオーダーが絶えないJET中浦章によるサーフボードアート。
そこで使う自らデザインしたサーフボードアート用のステンシルを
そのままステッカーとして商品化したものを丁寧に自分のニューボードにはり、
今回の宮崎トリップ1発目となる空中戦に挑むJET中浦章。
Akira”JET”Nakaura.
池田孝一プロの息子にあたる池田和(ヤマト)君。
数年前にあった時にはまだ幼いキッズだった印象だったが、
今回再会を果たし、その成長ぶりに最初はヤマトだと気づかないほどだった。
父親譲りのサーフセンスの高さを感じさせる綺麗なラインどりと
低い態勢からのコンパクトなターンを連発していた。
Yamato Ikeda.
息子の池田和と共にまさかの貴重な親子セッションとなった池田孝一プロ。
この日一番のセットを右側のアウトサイドから掴んで最高のライディングをみせたが
colorsmagの未熟さゆえに撮りそびれてしまった。
台風で炸裂した昨年のカレンズポイントでのセッションでは
往年のライディングをみせてくれた宮崎のレジェンド・サーファーのひとり。
Koichi Ikeda.
カスタムカー、カスタムバイク、スケートボード、音楽と、
大好きなサーフィンを中心に男のロマンとも言うべき要素を次々と形にし
自らのショップTreasure Islandに詰め込むという
抜群の行動力と類稀なリーダーシップを持つ高島俊治。
サーフィンはもちろんカスタムバイク、スケートボードなど
共通の趣味を持つChristian Fletcherとの交流も深い。
Abema TVの生放送の夜の部では、
Treasure Islandのプールコーピング付きのボウルが舞台となった。
この日のcolorsmagがやらかしてしまった絶体絶命のインロック事件を
解決してくれてありがとうございました。
Shunji Takashima.
池田和(ヤマト)の仲間で、ローカルボーイの大下海。
池田孝一プロのBLAST SURF WORLDの若手ライダーだけあり、
このセッションにおいてもアグレッシブな動きを見せていた。
Kai Oshita.
ウナクネ三蔵法師
日が沈みかけたタイミングでレギュラーの波を掴み、
バックサイド・ラウンドハウス・カットバックからの
リコシェでスイッチフットでレギュラースタンスに変えるという
オリジナリティー溢れる動きを披露してくれたChristian Fletcherの
サーフィンは決して枠にハマることなく、
いつも自由であるべきサーフィンの本質を痛感させてくれる。
Christian Fletcher.
Christian Fletcherとのセッションであるからには
ぜひとも伝家の宝刀である大先生のアレが見たい!と思うのは仕方のないこと。
その熱い想いが通じたのか、最後のライディングで
空中で前足を一度はずすワンフット・バックサイドエアを披露してくれた!
ありがとうございます!
Christian Fletcher.
日が暮れるまでサーフィンを楽しみ、高島俊治のおかげで
みんなが海から上がって来るタイミングまでに
colorsmagによるインロック事件も解決することができ、
なんとか無事終了となったDAY1。
翌日はいよいよAbema TV生放送の現場に潜入!