Photos & Movie by WSL. Text by colorsmagyoge.

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Haleiwa.

 

現地時間の11/14(日)、日本時間の11/15(火)。

少しまとまりのない6ftオーバーのコンディションとなったハレイワを会場に

トリプルクラウン第1戦となるQS10K”Hawaiian Pro”の

コンテストDAY2が行われた。

ラウンド2のヒート3からスタートとなったこの日は、

ラウンド2のヒート7にこの日二十歳の誕生日を迎えた大原洋人が登場。

ミスが命取りとなるハードコンディションの中、

ヒート中盤を過ぎる頃まで1本目の波での3.70ptのみで

3位のポジションだった大原洋人だったが、

残り12分前に入ったセットをつかむと、1発目にビッグカービング、

2発目にリップの下でレイバックを交える際どいターンを見せた後、

さらにカーヴ、フィニッシュにレイバックで8.33ptをマーク!

この2本目の波で2位のポジションへ浮上しつつ、

残り4分を切ったところでつかんだ3本目の波では1発目にリッピング、

2発目にはパワフルなビッグスナップでフィニッシュして7.17ptを叩き出す!

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Hiroto Ohhara.

 

これによってトータルスコア15.50ptをマークした大原洋人が

Torrey Meister(HAW)、Soli Bailey(AUS)、Heitor Alves(BRA)を抑えて

見事1位のポジションでラウンド3へと駒を進めた!!

おめでとう!!


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続くヒート8には新井洋人が登場となり、

Keoni Yan(HAW)、Dion Atkinson(AUS)、Billy Stairmand(NZL)と対戦。

前半戦から積極的に波を掴むも、やはり若干まとまりがなく

いい波の見極めが難しいコンディションに苦戦を強いられながらも

3.00ptとバックアップに2.00ptで3位という状況で迎えたヒート中盤。

ようやく狙っていたフェイスの張る綺麗な波を掴み、

インサイドのエンドセクションではリエントリーを交えるライディングで

4.80ptをスコアして逆転2位へジャンプアップ!

さらに残り10分を切ったところでセットが数本入り、

その内の1本をつかんだ新井洋人は4.23ptで逆転に成功して2位へ躍り出る!

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Hiroto Arai.

 

しかしその後にKeoni Yanがつかんだ波で5,23ptをマークすると

再び逆転されることとなり、3位のポジションのまま5本目につかんだ波で

フルスピードから2発のビッグターンを決めてインサイドまでターンを刻み

6.67ptをマークして見事逆転返しに成功!

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Hiroto Arai.

 

Keoni Yanとの熾烈な逆転合戦の末、

2位のポジションを奪還した形で見事ラウンド3へと駒を進めた!

おめでとう!!


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迎えるラウンド3ではヒート7で同じ日本人同士の大原洋人に加え、

Jack Freestone(AUS)、Conner Coffin(USA)と対戦予定。

うまいことW洋人が2人ともラウンドアップしてくれることに期待したい!!

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ヒート13では村上舜がCooper Chapman(AUS)、

Santiago Muniz(ARG)、Taumata Puhetini(PYF)と対戦。

いい波をじっくりと待つ続け、残り14分を切ったところで

ようやく1本目の波を掴んだ村上舜だったが、

これはインサイドのクローズ・セクションでワイプアウトとなり、

4.33ptをスコアすると2のポジションへ。

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Shun Murakami.

 

さらにスコアを伸ばすべく、いい波を待ち続けつつも、

残り5分を過ぎた頃に他の各選手たちが波を掴み、スコアを重ねると

一気に4位という絶体絶命な状況に追い込まれた村上舜であったが、

残り1分を切ったところで入ってきたラストチャンスとなる波を

プライオリティーをうまく使って掴むと、

バックサイドでリップの際どいところを攻め込む

ソリッドなターンを2発入れて6.23ptをマーク!!

ここにきて一気に1位に浮上し、

見事大逆転を果たしてラウンド3へと駒を進めた!

おめでとう!


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ラウンド3のヒート13ではCTサーファーのAdrian”Ace”Buchan(AUS)、

Ethan Ewing(AUS)、Jesse Mendes(BRA)と対戦予定。

さらなる快進撃に期待したい!!

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注目のカノア五十嵐はトップシードとしてラウンド3のヒート2から出場となっており

Jeremy Flores(FRA)、Marc Lacomare(FRA)、David do Carmo(BRA)と対戦。

コンディションが十分であれば、コンテストDAY3は

カノア五十嵐のヒートからスタートする予定なのでLIVEの方をお見逃しなく!!

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ハワイの時差は日本時間よりマイナス19時間。

現地時間の11/15(火)朝の8時前後、

日本時間の11/16(水)の深夜3時前後には

ネクストコールとなり、波のコンディションが十分であれば

コンテストDAY3が行われることが予想される。

日本の若きサムライたちのさらなる快進撃に期待したい!!

Go Japan!!

 

>QS10K”Hawaiian Pro”オフィシャルサイト

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ