Text by colorsmagyoge.

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-19-7-28-24
Kanoa Igarashi.

 

現地ハワイ時間の12/18(日)、日本時間の12/19(月)。

ハワイのパイプラインを会場に開催中のCT最終戦

”BILLABONG PIPE MASTERS”のコンテストDAY2が行われ、

ラウンド3のヒート11までが消化された。

注目のカノア五十嵐は、ラウンド2のヒート12で

ハワイを地元とするKeanu Asing(HAW)と対戦。

ハイスコアに繋がるような波が少ないなか、

僅差でヒートをリードするカノア五十嵐だったが、

残り5分でKeanu Asingが手前のバックドアの波を掴んで

短いチューブをメイクして4.93ptをマーク!

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-19-11-10-21%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-19-7-21-59
Kanoa Igarashi.

 

これで逆転1位に躍り出るとカノアが

逆転に必要なスコア3.76ptといった状況で迎えた残り1分。

目の前に入ってきたセットの波を掴んだカノア五十嵐が

バックドアでWチューブからのリエントリーでフィニッシュを決め、

ここに来てまさかの6.00ptをマークすると、

この土壇場で逆転返しをお見舞いするというエキサイティングな展開の末、

見事ラウンド3へと駒を進めた。

 

迎えたラウンド3のヒート10ではJulian Wilsonと対戦。

ここでもチューブになるいい波の少ないコンディションに

フラストレーションを隠しきれないスターJulian Wilsonに対し、

1本目の波で3.50pt、3.53ptと良くないコンディションでも

堅実に波をメイクしてヒートをリードするカノア五十嵐。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-19-11-10-06%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-19-10-41-45
Kanoa Igarashi.

 

ヒート後半にはバックドアのセットを掴み、

ストールしながらスピードを合わせる長いチューブメイクし、

3.97ptをスコアするとさらにJulian Wilsonを追い込む形で

見事ラウンド4へ勝ち上がった!!

おめでとう!!

迎えるラウンド4ではKelly Slater(USA)、

そしてこの日行われなかったラウンド3のヒート12に出場する

Jordy Smith(ZAF)かAlex Ribeiro(BRA)のどちらか

勝ち上がった選手と対戦する予定。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-19-11-07-45

 

カノア五十嵐のさらなる快進撃に期待したい!!!

Go Kanoa!!

LIVEの方もお見逃しなく!!

 

colors-pipeline-masters16

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ