Movie by WSL. Text by colorsmagyoge.
アメリカ国籍でありながらも日本人プロサーファーとして
初のCT入りを果たしたカノア五十嵐が、
初出場にしてパイプライン・マスターズでファイナル進出を果たし、
またしても歴史に残る偉業を成し遂げ、
日本人サーファーにとっては特別な1日になったに違いない
CT最終戦”BILLABONG PIPE MASTERS”のファイナルデイ。
ファイナルでのカノア五十嵐はいい波を待つ作戦が裏目に出てしまい、
本領を発揮できず非常に残念であったが、ラウンド4のヒート4では
Kelly SlaterとJordy Smithを相手に1位でラウンドアップを果たし、
クォーターファイナルでは限りなく10ptに近い9.93ptをマークして
一騎打ちとなったJordy Smithを粉砕し、さらにセミファイナルでは
Kelly Slaterを相手に残り1分を切ったところでつかんだセットで
チューブをメイクして8.83ptを叩き出して土壇場での大逆転劇を繰り広げるなど
どんな相手であろうと冷静を保ち、波選びはもちろん掴んだ波での
ライディングにおいてもミスなく決めて来るその強い精神力に、
改めて驚かされたと同時に、感動を覚えた素晴らしい1日となった。
そんな興奮冷めやまぬところで、多くのドラマが生まれた
BILLABONG PIPE MASTERSのファイナルデイ・ハイライトをお届け!!
日本人がCT入りを果たし、パイプラインマスターズの檜舞台で
Kelly Slaterを倒すという夢のような話しを
現実にやってのけてくれたカノア五十嵐へ、心からおめでとう!!
そして心から感動をありがとうございました。
Go Kanoa!!!