日本時間と現地時間の3/19(日)。

オーストラリアのゴールドコースト、スナッパーロックスを会場に開催された2017年CT開幕戦”QUIKSILVER PRO”と”ROXY PRO”が無事終了となった。

MENSでは、2015年12月にパイプラインで頭部を強打したことにより脳損傷を伴う大怪我を負い、2016年シーズンは休業を余儀なくされていたOwen Wrightが、親友でもあるMatt Wilkinson(AUS)との逆転に逆転を重ねるエキサイティングな戦いの末、まさかの復帰戦で奇跡の優勝!

WOMENSではLakey Peterson(USA)を抑えて女王Stephanie Gilmore(AUS)が制した。

What a wild week! THANK YOU ❤ @wsl @roxy @ryanheywood #RoxyPro

Stephanieさん(@stephaniegilmore)がシェアした投稿 –

 

WSLのオフィシャル・リポートによれば、2月頭の時点ではまだ医師に診療を受けており、今シーズンの復帰すら危ぶまれる状況だったという。

しかし、Owenはコンペシーンにカムバックを果たすべく、自らが抱える克服しなければならない恐怖や不安に立ち向かうことを決意。

歌手として活躍する奥様のKita Alexanderとその間に生まれたばかりの子供をはじめ、2016年WOMENSワールドチャンプに輝いた兄妹のTyler WrightやMikey Wrightも含め、家族、そして仲間たちのサポートあってこその今回の勝利だと言って過言ではないだろう。

下に掲載させて頂いたのはOwen Wrightのインスタグラムアカウントより引用。

優勝直後に最愛の妻と子供を抱きしめる感動の瞬間を永遠の一枚に収めた写真となっております。

 

まさに奇跡と呼ぶにふさわしい歴史に残る一戦となったCT開幕戦”QUIKSILVER PRO”。

2017年CTは3/29(水)から4/9(日)をコンテスト期間とするCT第2戦”Drug Aware Margaret River Pro”へと突入予定。

今シーズンはさらに目が離せないスタートを切ったCTをお見逃しなく!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ