Photos & Text by colorsmagyoge.

 

ゴールデンウィークが明けた某日。

エアのパイオニアChristian Fletcherにそのスキルを認められた日本を代表するエアリストJETこと中浦章と共に、辻裕次郎を訪ねるロードトリップを決行。

今シーズンよりJETがサポートを受けることとなったBMWのMINIより支給された車に荷物を詰め込み、十数時間車を走らせ、目的地に到着した頃にはすでに深夜をまわっていた。

 

翌朝目を覚ましてみるとまさかの雨。

しとしとと長雨になりそうなその予感は的中し、しかも波もどフラットに近い状況。

急いで海に向かわなくてはならないような状況ではなかったことから、とりあえず辻裕次郎がこよなく愛し、colorsmagも大絶賛の那佐にあるピザ屋”NASA PIZZA”へ。

ここNASA PIZZAは辻裕次郎の親友であり、ロコボーイのシュウジくんが営むお店で、自作の石窯を使い、こだわりの良質な小麦粉を原料に作られるピザが特徴。

柚子エキスをかけて食べるしらすピザをはじめ、ここでしか食べられないものも含め、各種メニューがまさに絶品で、それは時にNASA PIZZA宅配を湘南まで本気でお願いしたい衝動にかられるほど。

生見周辺へ立ち寄った際は、要チェックとなっております!


Shuji @ NASA PIZZA.


Yujiro & JET.

 

NASA PIZZAでピザに舌鼓を打った後は波チェックへ。

数カ所見てみたがどこも期待したいようなコンディションではなく、結局は西のサーフィン道場と呼ばれる生見が一番マシということで、生見でサーフショップ”More”を営むプロサーファー一楽弘徳を訪ねる。

これ以上潮が動くとコンディションがさらに悪化し、サーフィン不可能になる可能性もあったことからとりあえずは3人で入水。

波はイマイチながらも、仲間たちだけで貸切状態の海でのサーフィンを堪能する。


Hiro Ichiraku.


Akira”JET”Nakaura.


Yujiro Tsuji.

 

波数も少なく、雨の曇り空で寒かったこの日、50周年を迎えたBewetが最先端技術を駆使して生み出した抜群の保温性と機能性を兼ね備えた高品質AG Titanの1.5mm極薄軽量ラバー生地を採用したBewet Passionに身を包み、いざ水中撮影に挑んでみた。

 

水中での動きやすさは、まるで裸(安心してください。履いてますよ)であるかのような軽さでありながらも、その薄さからは想像できないほどの保温性の高さで、およそ1時間半前後のセッションでありましたが、凍えて寒くなることもなく、動きづらくて疲れることもなく、まさに今までに体感したことのないその着心地の良さには正直驚かされた。

このBewet Passionがあれば、真冬と真夏以外の季節には重宝すること間違いなく、何よりも今までにはなかったその軽さと保温性の虜になること間違いなしであります。

Bewet Passion、要チェック!!

 

この日はとりあえずロングドライブの疲れもあったことから早めに就寝。

迎えた翌朝は、通過した低気圧の影響で南東のウネリが届けられ、辻裕次郎のBEACH HOUSE前の宍喰にも頭前後のウネリが押し寄せていた。

 

ハワイのモーニングシックのようなウネリがどよどよしてまとまりのない状態であったが、取り急ぎ波チェックへ向かうと、そこには前日とは打って変わって頭前後のパーフェクトレギュラーが待ち受けていた。

 

これを目の前にしてじっとしてはいられない御一行は早速ウエットスーツに着替えて次々と入水。

ロコボーイで日本期待のティーネイジャー安室丈に加え、西修司といった若手プロサーファーたちも集結し、一気にセッションが始まった!


Shuji Nishi.


Joe Azuchi.

 


Yujiro Tsuji.

 


Akira”JET”Nakaura.

 

GoProを片手に、1本の波を2人でシェアし、お互いのライディングを取り合う辻裕次郎と中浦JET章。

年の近いプロサーファーである彼らの付き合いは子供の頃から続くもので、住むところさえ違えど、すでにその存在は幼馴染に近いと言って過言ではないだろう。

息のあったGoPro映像は近日この記事の映像版にて公開予定!


GoPro Session by JET & Yujiro.

 

 

セッションも加熱して来たところで、今度はサーフショップ”More”を営むプロサーファー一楽弘徳、そしてグランドチャンプ林健太が登場。

勝手知ったるホームの波に思い思いのラインを刻む。


Hiro Ichiraku.


Kenta Hayashi. Photos by Chihiro Yoshinaga.

 

Nao Nagai.

 

 

波はまだまだパンプしていたが、お腹が減り過ぎてやばいということで一度ここで午前のセッションを終了。

実は辻裕次郎のBEACH HOUSEが3周年記念の日だったことに、本人も後から気がついたこの日の午後のセッションについては明日お伝えさせて頂く予定!

辻裕次郎、林健太、西修司、中浦JET章を中心に、さらにヒートアップしていくこの日の午後のセッションの模様をお楽しみに!

 

>>【波を求めて】ゴールデンウィーク明けのMINIロードトリップ vol.2 気がつけばBEACH HOUSE3周年セッション

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ