Photos & Text by colorsmagyoge.

 

最高の波とグッドバイブスに恵まれたこのロードトリップのTHE DAYの翌日は気持ちのいい晴天に恵まれたが、前日までのうねりは一気に下がってしまい、周辺はフラットに近い状態に。

そんな中、この日は辻裕次郎が1日外出する用事があるとのことでJET中浦章と共に、波を求めて車を走らせ某ビーチへ。

 

たどり着いたその先には、ちょうど干潮時に重なっていたからか、アウトから胸前後の形のいい波がブレイクしていた。

 

予想以上のファンウェイブを目の前に、とりあえずサーフィンしようとなったそのタイミングで、まさかの偶然か必然か、阿南でサーフショップ”LES”を営むシェイパーでこのエリアを代表するレジェンドのひとりである武知さんに遭遇。

 

そんな武知さんのサーフショップLESは、CI surfboardsやBreakerout wetsuitsなど、JET中浦章のスポンサーでもあるブランドを取り扱うお店。

そのことから、JETがBreakerout wetsuitsとコラボレーションでプロデュースするJET Designのことや、CI surfboardsの最新のモデルについてなど会話が弾む中、ちょうど武知さんの娘でプロサーファーの武知実波ちゃんも目の前の海でサーフィン中とのことで、早速JET&実波ちゃんによるセッションを開始!

ビーチの左奥からブレイクするショルダーの長いグーフィーのいい波を掴みまくり、バックサイド・リップを連発するのは武知実波プロ。


Minami Takachi.

 

日本国内はもちろん、世界のQSにも参戦経験を持つなどコンペティターとしての活動だけでなく、プロという立場を生かし、子供達への指導や社会復帰を目指す人たちへの支援活動を行なう他、サーフィンの素晴らしさをより多くの人たちに伝えるべく、それまでは存在しなかった徳島大学サーフィン部を設立。

さらには地元徳島県阿南市ではふるさと大使もつとめ、今年の3月にはカンテレの番組”3人のヤマトナデシコ”にもフィーチャーされるなどその活躍は著しい。


 

地形的な要素から全体的にグーフィーの波が多い中、数少ないレギュラーを見つけては飛翔しまくるJET中浦章。


f/s Blow Tail by Akira”JET”Nakaura.

 

潮が上げ込んできたところで波も入りづらくなりセッションは終了。

まさかの南うねりを求めて行ったその先で遭遇した実波ちゃんとの最高のセッションとなった。

 

>>【波を求めて】ゴールデンウィーク明けのMINIロードトリップ vol.1

>>【波を求めて】ゴールデンウィーク明けのMINIロードトリップ vol.2 気がつけばBEACH HOUSE3周年セッション

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ