Text by colorsmagyoge.

 

6/25(日)。

伊豆の多々戸を会場に開催されていたJPSA第2戦”IZU SHIMODA CHAMPION PRO”のコンテスト最終日が行われた。

低気圧の影響で前日よりも多少サイズアップを果たしたコシムネ前後のコンディションの中、MENS、WOMENS共にファイナルまでを消化。

WOMENSファイナルは庵原美穂、橋本恋、都筑有夢路、野中美波といった4名の戦いとなり、中盤戦に5.25ptをスコアしていた都筑有夢路が4本目の波で7.00ptをマークして1位に躍り出ると、今度は野中美波が猛烈な追い上げを見せ7.00ptと6.35ptを立て続けにスコア。

これで逆転1位に躍り出るとそのまま逃げ切る形となり、見事野中美波が弱冠15歳にしてJPSA初優勝を決めた!!

表彰台での優勝者インタビューでは

「すごい嬉しいです。JPSAファイナルは1回目なので緊張したんですけどいい波に乗れてよかったです。優勝できてすごく俺しいですサポートしてくれている方々、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。」とコメント。

野中美波の今後のさらなる成長と活躍に期待したい!!

おめでとう!


Women’s Winner, Minami Nonaka.

 

大野Mar修聖、西優司、脇田泰地、大澤伸幸によって行われたMENSファイナルは、ヒート開始早々から各選手が次々と波を掴む気迫溢れる展開となり、10分経過した時点で1位の西優司は16.00ptと驚異的なトータルスコアをマーク。

 

2位の大野Mar修聖が逆転に必要なスコア8.26pt、3位に脇田泰地、4位に大澤伸幸という状況の中、各選手波を掴むも逆転につながるようなライディングができず、プライオリティーを持って最後までじっくりとセットを待ち続ける大野Mar修聖だったが、十分な波が入らずそのまま終了。

WOMENSの野中美波に引き続き、弱冠17歳の西優司が見事自身初となるJPSA初優勝を決めた!

表彰台での優勝者インタビューでは、

「ありがとうございます。優勝できてとても嬉しいです。ファイナルは意外と楽しくできました。応援してくれた皆様ありがとうございます。次の試合も頑張りますので応援よろしくお願い致します」

とコメント。

とにもかくにもJPSA初優勝、おめでとう!!


Mens Winner, Yuji Nishi.

 

今回優勝した2名がまだ十代の若手プロサーファーということで、まさに世代交代を感じずにはいられない一戦となった。

しかし、その一方で大野Mar修聖をはじめ、45歳にして今大会を9位で終えた小川直久ほか、グランドチャンプ大澤伸幸、WOMENSグランドチャンプ庵原美穂など、世代を超えたトップ選手たちの強さも健在であり、それを長期にわたって維持していることの凄さみたいなものも同時に感じられる素晴らしいコンテストとなった。

さらなる詳細については下記リンクよりJPSAオフィシャルサイトをチェック!

 

>JPSA

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ