Movie & Photo by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

世界指折りのスーパーパーフェクト・ロングレギュラー波として知られる南アフリカのJ Bayを会場に開催中のCT第6戦”Corona Open J-Bay”は、日本時間の7/16(日)にコンテストDAY2が行われ、波のコンディションが不十分であったことからラウンド2のヒート2までを消化。

南アフリカを代表するCTトップサーファーJordy Smith(ZAF)がヒート1でワイルドカードで出場のDale Staplesを、現在ランキングトップでワールドタイトルを狙うMatt Wilkinson(AUS)が同じくワイルドカードで出場のMichael Februaryを下し、ラウンド3へ進出したところで一度試合は中止となった中、ここでは素晴らしい波に恵まれたコンテストDAY1のラウンド1より、colorsmag的独断と偏見によるKelly Slaterの9.10ptと、John John Florenceによる9.70ptといった、どちらもダブルチューブでハイスコアを叩き出した必見のライディングを2本立てでお届け!

スコアではJohn John Florenceが高かく、確かに10pt出るようないい波を最後のターン以外完璧にメイクした感じはありますが、一方のKelly Slaterは決して完璧とは言えないダブルアップする少し癖のある波を選んでいる上、絶対に抜けられないであろう深いチューブを抜けてきての9.10pt。

個人的にはKelly Slaterのチューブスキルの方にど肝を抜かれてしまったcolorsmagであります。

一体チューブの中でどんなボードコントロールができればこのチューブを綺麗にメイクできるのだろうか。

チューブから抜けてきた後に後ろで両手を組みながらキュィーンと一発軽いアップスでハイラインに上がるKelly Slaterの動きがやたら超人的で気になり、もしかしたらチューブの中でそのような動きを行なっているに違いないのだと思いますが、とにかくおそるべしKelly Slaterの9.10ptチューブとなっております。

 

 

日本時間の7/17(月)は午後14:15にネクストコール予定。

会場の波のコンディションが十分であればコンテストがスタートとなることが予想される。

LIVEの方もお見逃しなく!!

>>CT第6戦”Corona Open J-Bay”

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ