Filmed & Edited by Masataka Kiyono. Text by colorsmagyoge.
devil Nishi from colorsmag on Vimeo.
Jay Adams、Christian Hosoii、Christian Fletcherと深い交流関係を持つスケートボーダー&サーファーであり、アーティストであり、写真家であり、文筆家であり、cyxborg magazineの生みの親であり、まさにその存在は言葉で表現しきないほど強烈なキャラクターと才能、カリスマ性を持ち合わせながらも、2014年7月23日にこの世を去ったデビル西岡こと西岡昌典氏。
colorsmagを立ち上げる以前からずっとお世話になった師匠のような存在で、一緒に過ごした貴重な時間は、今思い起こせばめちゃくちゃ過ぎて辛くなったこともたくさんあったけど、本当に多くのことを教えてもらった。
それはまさに、今のcolorsmagを形成している一部であり、もしデビル西岡と出会っていなければ、今ここにcolorsmagは存在していなかった。
最後は糖尿病であるにも関わらず、毎日朝から氷入りのタンブラーに入れた氷結を飲みまくり、リウマチを併発して片足を切断することになり、徐々に視力を失って行った。
スケートボーダー&サーファーで片足を失い、文筆家で写真家で視力を失う。
それでも筆をとって文章を描き続け、写真を撮り続けた晩年の西さんの人生を考えると、胸が占め詰められるばかりであるが、しかし今もあの世で、同じ時期に他界したjay Adamsと共に、三途の川をジャンプランプで飛び越え、三途の川の河口でグリグリのチューブをスコアしているに違いないだろう。
今日はそんなデビル西岡の命日。
colorsmagと同じく、デビル西岡氏に多大な影響を受けて育ったフィルマーで写真家で文筆家である清野さんより届けられた2013年9月にRVCA×BEAMSが行なったアートショー”The Beggers Banquet”を中心に、生前のデビル西岡氏の思い出を収録した貴重な映像をお届けさせて頂きます。
そして下記は、本作品を手掛けた清野さんのブログより、清野さんの言葉を抜粋。
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書き殴った言葉には、胸に響くリアルがある。どうも言葉は、時間をおくとダメになる気がする。想いが溢れている時こそが、言葉にすべき時で、恥じたり、整えたりすればするほど、言葉は命を失っていく。生前、デビル西岡昌典が「言葉こそが最も崇高なアートだ」と言っていた。今なら分からないでもない。彼の言葉は、支離滅裂だったけど、狂気と自由があった。自由だ。言葉は自由に解放してこそ、輝きを放つ。だから、深夜に書いた言葉。それはきっと、行き場を探す、本当の自分だ。今、そう思った。
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本当に多くの人たちに影響を与え、そして未だ胸の奥に生き続けるデビル西岡氏。
この場を借りて改めて、西さん、本当にありがとうございました!
そして、これからも愛するこの横乗りシーンを少しでも盛り上げて行けるよう、全身全霊で取り組んでいきますので、何卒よろしくお願い致します。