Movie, Photos & Text by colorsmagyoge.

Typhoon5 No2 Session from colorsmag on Vimeo.

 

台風15号サンヴーの接近に伴い、南東系のグランドスウェルが各地に届き始めたこのタイミングで、およそ2週間以上に渡り素晴らしい波を各地に届けてくれた台風5号での未公開だったあの日のセッションを収録したcolorsmagオリジナル動画と共に写心の数々をここにお届け!

果たして台風15号はどんな波を届けてくれるのか!?

その動向から目が離せない!!

 

colorsmagが毎年通い続けるこのブレイクで、いつもバックアップしてくれるプロサーファーの樋口賢。

現在ではしらすの株式会社ヤマトの代表取締役を勤めながらも、チューブ波を貪欲に追い求め、THE DAYを迎えた日には必ず見せ場を作る本格派プロサーファー。

最近ではスケートボードにハマり、自分のしらす工場の敷地内にスケートランプを作り出し、地元のイベントで共有したりと、地元シーンを根底から盛り上げる活動にも余念が無い。


Ken Higuchi.

 

そんな樋口賢の先輩で、地元でサーフショップ”SURFNEST“を営む山口くん。

このセッションでは流石のチャージとチューブライドをメイクしてくれた。


Yamaguchi san

 

「ここの波が上がれば必ずと言っていいほど姿を表す」

そう樋口賢にして言わしめるのはプロサーファーの坂本勇人。

この時のセッションでもものすごいチャージと、その高いスキルを見せつけてくれた。


Hayato Sakamoto.

 

このエリアを拠点とする期待の若手プロサーファー三浦涼。

外洋に面した大海原、遠州灘のパワフルな波に育まれた彼にとっても、台風5号のこの日の波は非常にランダムでいい波を探し出すのが難儀であり、手強いものだったに違いない。


Ryo Miura.

 

そんな中でもいい波を見極め、映像を見てわかるようにチューブをメイクしまくり、ソリッドなターンを連発してくれたのは現在の日本のサーフシーンを引率するトッププロサーファーのひとりである大橋海人。

Kaito Ohashi.

 

チューブ波を追い求めるハードコアなフリーサーファー松岡慧斗にとってこの日の波は、

「メイクするよりもどこまでディープに攻められるか」

がポイントだったという。

映像となってはメイクすることが大前提となるが、一瞬のエグさを永遠のフレームに納めることを追い求めるフォトセッションにおいては、その一瞬の凄さがすべてとなる。


Keito Matsuoka.

 

VOLCOMのインターナショナル・プロスノーボーダーだった経歴を持ち、スノーボードだけでなく、スケートボード、そしてサーフィンといった3S全般において高いスキルを持つ増田塁輝。

この日は波のコンディションに戸惑いながらも、その恐怖を見事克服する流石のメンタリティーと、アドレナリン全開の攻めっぷりを披露してくれた!

Respect!!!


Ruiki Masuda.

 


Ruiki Masuda & Yuichiro.

 

そんな増田塁輝や樋口賢とはスケートボード仲間であり、彼ら曰く、相当なスケートボードのスキルとスタイルを持つロコボーイのゆうじろう。

まるでCraig Andersonのように後ろ足をコンパクトに折りたたむスタイルでチューブの中をトラベリングし、それを見ていた松岡慧斗のど肝を抜いた。


Yuichiro.

 

樋口賢の同級生で今回のトリップでは特上のうな重をご馳走してくれたゆういちろ。

毎回来て思うことは、ここのエリアは本当に昔から上手いサーファーが多い。

プロ級の腕前を持ちながらも、しっかりとした定職を持ち、時間の許す限りサーフィンを継続できる素晴らしい環境を個々が整えているからこそ成り立つライフスタイルを確立している。


Yujiro.

 

樋口賢の地元の後輩であるトガリさん。

サーフィンスタイルが樋口賢にそっくりで、しかしながらそのパワフルかつガッツ溢れるチャージぶりはインパクト大な個性派サーファー。


Togari.

 

やーまんヤスD。


Yasu-Dee.

 

兄の村上舜と共に足繁くここに通うフリークのひとりである村上蓮。

この日はチューブだけでなく、ソリッドなターンを連発していた。


Ren Murakami.

 

美味しいしらすならプロサーファー樋口賢による株式会社ヤマトをチェック!!

台風15号の波に期待!!

一生滑走!!!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ