Movie & Text by colorsmagyoge.

JPSA SurfIsland Tanegashima Pro FINALDAY from colorsmag on Vimeo.

 

日本指折りのサーフアイランド種子島を舞台に、WポイントとなるJPSA第6戦”SurfIsland Tanegashima Pro”のファイナルデイが9/24(日)に無事終了となった!

MENSは今シーズンJPSA初出場となる安井拓海が、まさにワールドレベルのサーフィンを武器にエクセレントスコアをマークし、見事ダントツの優勝!!

WOMENSはオーストラリアのQS1000で見事優勝を果たして今シーズン絶好調の橋本恋が見事優勝を飾った。

MENSで準優勝となった渡辺寛、セミファイナル進出を果たした茅ヶ崎出身の笹子夏輝、クォーターファイナルで敗退となってしまった小嶋海生と仲村拓久未のほか、WOMENSで準優勝の西元ジュリ、セミファナルで惜しくも敗退となった脇田サラといった若手の活躍が目立った中、現在JPSAランキングトップを独走する辻裕次郎に加え、相変わらずの強さを見せる田中樹、辻裕次郎に敗退となった小川幸男、さらにはカリフォルニアに拠点を移して海外経験も豊富な野呂玲花が3位入賞を果たすなど、MENS、WOMENS共にベテランと若手のトップが入り混じったエキサイティングな展開となった。

そんなハイレベルな戦いの中で、今シーズンJPSA初出場であったにも関わらず、スポンサーステッカーのない真っ白なボードを片手に、コンテストのブランクを全く感じさせないサーフィンで優勝を遂げた安井拓海の活躍は特に印象的であった。

「スポンサーも全くなくてお金もない状態だったので、賞金の140万円でお金を貯めてまた海外のQSを回りたいと思ってます」

表彰台でそう語った安井拓海が、一体何があってスポンサーを失い、およそ一年近くシーンの表舞台に姿を現さなかったのかはまったく知る由もないが、一度は離れたからこそその大切さを身をもって思い知ったであろうそのサーフィンを武器に、自らゼロからの一歩を踏み出し、いまこうして再び優勝を勝ち取ったその活躍に心が震え上がったことは言うまでもない。

何れにしても、安井拓海の今後のさらなる活躍に期待したい!!

種子島の素晴らしい波と自然、そして何よりも最高なローカルの方々のバックアップがあって無事終了となったJPSA第6戦”SurfIsland Tanegashima Pro”となった!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ