川合美乃里、野中美波、中塩佳那といったライバルを相手に見事優勝を飾った松田詩野。この強化合宿の翌日にはQS参戦のため、地元の先輩である大橋海人の引率のもと、マルティニークへと旅立つ。QSでの活躍にも期待したい! Womens winner, Shino Matsuda. Photos by yasushi photos. Text by colorsmagyoge.

 

3/11(日)。

鴨川のマルキを会場に2日間に渡って開催されていたNSA、JPSA、WSL asia合同開催による2018年3月サーフィン強化指定選手強化合宿の大会最終日が無事終了となった。

強化指定選手たちを対象としたドーピング講習が開催される午後までにMENS、WOMENS共にヒート・トレーニングのファイナルまでが消化されたこの日、総勢60名の強化指定選手たちによる熾烈なサーフィンバトルの末、MENSは大原洋人、WOMENSは松田詩野が優勝!
その模様を写し出したyasushi photosによる2018年3月サーフィン強化指定選手強化合宿DAY2

ハイライトをお届け!!


最後まで大原洋人を追い詰めた西修司。 Shuji Nishi.

ファイナルでは9.0ptを叩き出して見事優勝を飾った大原洋人。Hiroto Ohhara.


熟練された匠の技が光るパフォーマンスを見せたが海とのリズムが合わず、惜しくもセミファイナル敗退となった2014年グランドチャンプ辻裕次郎。Yujiro Tsuji.


卓越したレールワークにオリジナリティ溢れるオンリー1なスタイルが魅力の村田嵐も、辻裕次郎同様、いい波をつかめないままセミファイナル敗退。今後のさらなる成長と活躍に期待したい!! Arashi Murata.


クォーターファイナルでは7.00ptをマークし、セミファイナルでは師匠と崇める大原洋人と同じヒートで戦い、敗北を喫したものの、その経験は今後の糧となるに違いない将来が非常に楽しみな岩見天獅。トッププロも参加するハイレベルな今回の強化合宿において弱冠中学1年生であるにも関わらず、セミファイナル進出を果たした。Tenshi Iwami.


セミファイナルでの9.00ptライドはMENSに入っても文句のつけようのないエクセレント・ライドと言って過言ではないクオリティーだったが、ファイナルではあと一歩のところで優勝を逃した川合美乃里。Minori Kawai.


変化が激しく、予測の難しかったこの日のマルキの波に順応する柔軟なサーフィンを見せてファイナル進出を果たした中塩佳那。Kana Nakashio.


強化指定選手60名の中に入ってもなお、そのスタイリッシュさとテクニシャンぶりは頭一個抜けている感が否めない大橋海人。ファイナルでは全くいい波に乗れなかった。Kaito Ohashi.

 

2018年3月サーフィン強化指定選手強化合宿最終日の模様を収録したcolorsmagオリジナル・ハイライト動画も間も無く公開予定!

サーフィン強化指定選手たちによるライディングを収録したそちらの方も要チェックとなっております!

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ