Movie by Surfline. Text by colorsmagyoge.

 

毎年、冬のノースショアを舞台に最もすごいライディングをメイクしたサーファーは誰だったかを決めるべくSurflineが開催しているオンライン動画投稿型ビッグコンテストWave Of The Winterの総集編ともいうべき作品がドロップされた!!

オープニングでは脇田貴之のライディングも登場する本作品は、サーフィンの神様と呼ばれるGerry Lopezをはじめ、Shawn Briley、Shane Dorian、Pancho Sullivanと、パイプラインとバックドアでのサーフィン経験を30年以上持つ4名がジャッジをつとめる中、今シーズンのWave Of The Winterを振り返るものとなっており、25分弱の見応え十分な仕上がりとなっている。

 

松岡慧斗もインタビュー受けている本作品の内容を簡単に要約すると、JJFやBret Baileyのバックドア&パイプ、Torrey Meisterのワイメアでのレイトドロップなども含めた2017年の11月と12月部門から、Kelly Slaterのエピックなバックドア、そしてDA HUI Backdoor shootoutでのJOB、Seth Moniz、Kaimana Henry、1月部門優勝となった松岡慧斗の11ptライドを含めた2018年の1月部門、レジェンドDerek Ho、John John Florence、SeabassことSebastian Zietz、そして2月部門優勝となった椎葉順のオフザウォールを含める2月部門と、今シーズンのWave Of The Monthを振り返りつつ、その中でもやっぱりすごかったのはどのライディングだったのかをディスカッションしつつ、最終的にはWave Of The Winterを獲得したNathan Florenceと松岡慧斗の11ptの2本のうちのどちらが優勝なのかというところまでいったが、結局Nathan Florenceのバックドアが最終優勝を飾ったという内容となっている。

 

最後はカリフォルニアのハンティントンにあるSurflineのヘッドクォーターでNathan Florenceがパイプラインについてインタビューを受けている最中に、背後からサプライズで賞金$25000(300万円前後)を贈呈されるところで締めくくられるわけだが、しかし、松岡慧斗がNathan Florenceと最終選考争い、優勝こそ逃したものの2位だったという事実は、日本のサーフィンファンにとっては嬉しい限りであり、誇りである。

 

そんな松岡慧斗は、自身のSNSで

「ダサい英語が恥ずかしいですが、ぜひみてください!!これで今シーズンのパイプネタ最後になります。笑 長々お付き合いくださって、ありがとうございました😂結果2位だったみたいです!悔し〜!!けど来年への活力とゆうことで、次はもっと凄いの決めれるように、妄想しまくっときます

とコメント。

世界中のサーフシーンが注目するハワイのノースショア・シーズン。

来シーズンも日本人プロサーファーが神風を起こしてくれることに期待したい!!

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ