Ryan Callinan (AUS) and Kanoa Igarashi (JPN) Winner and runner up of the EDP Billabong Pro Ericeira 2018

Photos & Movie by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

ポルトガルのエリセイラを舞台に開催されていたQS10000”EDP BILLABONG PRO Ericeira”のコンテスト最終日が現地時間と日本時間の9/29(土)に無事終了となった。

注目の五十嵐カノアはラウンド5でSoli Baileyを下すと、クォーターファイナルではLeonardo Fioravantiを、セミファイナルではTanner Hendricksonを倒し、迎えたファイナルではRyan Callinanとの一騎打ちに。

Ryan Callinan (AUS) Winner of the EDP Billabong Pro Ericeira 2018

 

2本目に6.17pt、4本目に6.77ptをスコアした五十嵐カノアがヒートをリードする中、3本目に6.93ptをまとめていたRyan Callinanが6本目の波で7.30ptをマークして逆転すると、五十嵐カノアが5本目の波でエアリバースを交えたライディングを魅せて8.17ptのエクセレントライドをスコア!!

Kanoa Igarashi (JPN) Runner Up of the EDP Billabong Pro Ericeira 2018

 

ここで一気に逆転返しとなり、なんとか逃げ切りたい五十嵐カノアだったが、Ryan Callinanが7本目に掴んだ波でビッグターンを連発すると7.83ptを叩き出し、わずか0.19pt差ながら再び逆転1位となったところで試合は終了。

Ryan Callinan (AUS) Winner of the EDP Billabong Pro Ericeira 2018

 

まさに逆転に逆転を重ねるエキサイティングなシーソーゲームの末、Rayn Callinanが優勝、五十嵐カノアが準優勝という結果となった。

「自分のやりたいサーフィンができたので最高の気分です」五十嵐カノアは言った。「今年はいいパフォーマンスを魅せて自分のサーフィンを証明したいと思っている1年なので、それが維持できるように頑張ります。Ryan CallinanがセミファイナルでワールドチャンプのGabriel Medinaを倒した時、ファイナルでは自分のサーフィンをしなければと思ってましたが、残念ながら自分の力を出し切ることができませんでした」

Ryan Callinan (AUS) Winner of the EDP Billabong Pro Ericeira 2018

 

五十嵐カノアはこの勝利によってQSランキングトップへ浮上!

QS10000”VANS US OPEN”での2連覇に引き続き、J BAYのCTで3位、Surf RanchのCTで3位、そして伊良湖で開催されたISAでは銀メダルを獲得し、絶好調の中、シーズン後半のさらなる快進撃に期待が掛かる。

 

Go Kanoa!!

Go Japan!!!

本イベントのさらなる詳細については下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック!!

 

>>QS10000″EDP BILLABONG PRO Ericeira”特設ページ

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ