Photos & Movie by WSL. Text by colorsmagyoge.
ポルトガルのエリセイラを舞台に開催されていたQS10000”EDP BILLABONG PRO Ericeira”のコンテスト最終日が現地時間と日本時間の9/29(土)に無事終了となった。
注目の五十嵐カノアはラウンド5でSoli Baileyを下すと、クォーターファイナルではLeonardo Fioravantiを、セミファイナルではTanner Hendricksonを倒し、迎えたファイナルではRyan Callinanとの一騎打ちに。
2本目に6.17pt、4本目に6.77ptをスコアした五十嵐カノアがヒートをリードする中、3本目に6.93ptをまとめていたRyan Callinanが6本目の波で7.30ptをマークして逆転すると、五十嵐カノアが5本目の波でエアリバースを交えたライディングを魅せて8.17ptのエクセレントライドをスコア!!
ここで一気に逆転返しとなり、なんとか逃げ切りたい五十嵐カノアだったが、Ryan Callinanが7本目に掴んだ波でビッグターンを連発すると7.83ptを叩き出し、わずか0.19pt差ながら再び逆転1位となったところで試合は終了。
まさに逆転に逆転を重ねるエキサイティングなシーソーゲームの末、Rayn Callinanが優勝、五十嵐カノアが準優勝という結果となった。
「自分のやりたいサーフィンができたので最高の気分です」五十嵐カノアは言った。「今年はいいパフォーマンスを魅せて自分のサーフィンを証明したいと思っている1年なので、それが維持できるように頑張ります。Ryan CallinanがセミファイナルでワールドチャンプのGabriel Medinaを倒した時、ファイナルでは自分のサーフィンをしなければと思ってましたが、残念ながら自分の力を出し切ることができませんでした」
五十嵐カノアはこの勝利によってQSランキングトップへ浮上!
QS10000”VANS US OPEN”での2連覇に引き続き、J BAYのCTで3位、Surf RanchのCTで3位、そして伊良湖で開催されたISAでは銀メダルを獲得し、絶好調の中、シーズン後半のさらなる快進撃に期待が掛かる。
Go Kanoa!!
Go Japan!!!
本イベントのさらなる詳細については下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック!!
>>QS10000″EDP BILLABONG PRO Ericeira”特設ページ