Photos by Taro Taniuchi. Text by colorsmagyoge.
日本屈指のハイサーフエリアである千葉エリア。
そのコーストラインに点在するブレイクはすでに開拓され尽くしているように思われがちであるが、人知れず一部のロコたちだけがシェアしているシークレット的なポイントは密かにいくつか存在する。
今回は年に数回しかブレイクしないローカルたちが大切にしているシークレット的なポイントで、Grace surfboardsチームのを筆頭とした鴨川ロコボーイズたちが繰り広げたコンパクト・バレルセッションをここにお届け!!
小川3兄弟に次ぐ鴨川を代表する兄弟プロサーファーの三男坊、北浦俵太。高さのあるエアにチューブとホームブレイク周辺で庭のようなこのポイントの波を思う存分堪能した。そんな彼が披露してくれたこの日のベストシークエンスとなるチューブライドは、先日colorsmagのシークエンスコーナーにアップさせて頂いたので、そちらの方も下記リンクよりぜひチェックしてみてください!
爽やかなルックスとスタイリッシュなサーフィンが印象的なプロサーファー早川広起。北浦兄弟と共にヘトヘトになるまでこの波を乗り尽くしたひとり。Hiroki Hayakawa.
完璧なサンドバーが織りなすパーフェクトなチューブ波。コンパクトではあるが、テイクオフしてそのまま波に張り付き、難易度の高いダブルハンド・ストールからチューブを狙うのはロコボーイ石川卓靖。
チューブの中に少しでも多くの時間ステイしていたい。それはチューブ好きなサーファーにとってメイクを取るのかクローズアウトとなってしまうのか、その瀬戸際ギリギリを追い求めてしまうもの。思った以上にスローだったこの波のブレイクに合わせ、後ろ足加重全開でコンマ数秒でも多くチューブにステイするのは北浦3兄弟の次男坊、北浦一樹。