Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.
日本時間の12/18（火）、現地ハワイ時間の12/17（月）。
12-15ftのソリッドなパイプを舞台に開催されたCT最終戦”BILLABONG PIPE MASTERS”の大会最終日が無事終了となった。
ファイナルはワールドタイトル争いを繰り広げていたGabriel MedinaとJulian Wilsonの一騎討ちとなり、ヒート序盤からスコアを重ねていったGabriel MedinaがJulian Wilsonに付け入る隙を与えないまま見事優勝！
Gabriel Madina.
Jordy Smithと対戦となったセミファイナルを勝ち上がった時点で2018年ワールドタイトル獲得が決定となったGabriel Medinaであったが、2015年にワールドタイトルを獲得した際の本イベントでのファイナルでは、今回と同じ対戦相手であったJulian Wilsonに敗北を喫する結果となり、パイプマスターに輝くことはできなかった。
Julian Wilson.
しかし、今回はファイナルでそのJulian Wilsonを倒し、2度目のワールドタイトルと共にパイプマスターにも輝くという文句無しの結果を残すこととなった。
「僕にとってのヒーローたちはみんなこの大会で優勝しています」Gabriel Medinaは言った。「だから今回パイプで優勝することができて最高な気分です。この大会で優勝することはそう簡単ではありません。だから本当に優勝したかったし、そのために努力を積み重ねてきました。もっともタフなコンペティターであるJulian Wilsonを相手に、ラッキーにもいい波を掴むことができた今回のファイナルは素晴らしいヒートになりました。2年前にこの大会のファイナルで戦った時はJulian Wilsonが優勝していたので、今回は優勝することができ、最高の気分です。この会場に観に来てくださったギャラリーのみなさまに改めて感謝すると共に、素晴らしいショーを見せることができて嬉しいです。そして掴みとるために努力し続けてきたこの大会の歴史に名を刻むことができ、本当に幸せです。」
今シーズンのスタートを切った時点ではあまり好成績に恵まれなかったGabriel Medinaだったが、CT第7戦”Tahiti Pro”とCT第8戦”Surf Ranch Pro”で優勝を果たした辺りからロー・ギアからミディアム・ギアにシフトするかのごとく調子を上げていき、その後続いたヨーロピアンレッグでは2戦連続で3位入賞。
CTランキング2位のJulian Wilsonとの差4,740ptで今回のハワイでのCT最終戦に挑んだ。
さらにトリプルクラウン・チャンピオンはブラジルのJesse Mendesに決定！
ワールドチャンピオン、そしてトリプルクラウン・チャンピオン共にブラジリアン・サーファーが輝き、まさにブラジルの時代が本格的に始まったことを痛感せざるを得ない今回のCT最終戦”BILLABONG”PIPE MASTERS”となった。
さらに注目の日本代表選手である五十嵐カノアは最終CTランキング10位で2018年シーズンをフィニッシュ！！
QSランキングにおいてはトップに輝き、2019年シーズンのさらなる飛躍と活躍に期待したい！
CT最終戦”BILLABONG PIPE MASTERS”のさらなる詳細については下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック！！
>>WSLオフィシャルサイト
