Movie, Photos & Text by colorsmagyoge.

 

頭前後のスモールコンディションとなったパイプらしからぬ波となったパイプを舞台に、現地時間の2/2(土)、QS3000”VOLCOM PIPE PRO”のコンテストDAY1が行われ、ラウンド2のヒート11までが消化された。

 

まるで日本の波のような形のいい掘れたリッパブルなコンディションの中、ハワイアンシード選手が出場するラウンド1では、ヒート1で喜納海人が右側のガムズでいい波を掴んでラウンドアップを果たした一方で、ヒート3に出場の脇田貴之は最後までチューブになる波を探し求めたもののその波が来ることはなく惜しくもここで敗退。


Takayuki Wakita.

 

迎えたラウンド2のヒート1では喜納海人がNoah Hill、Sebastian Correa、Cole Houshmandと対戦となり、3位で逆転を狙う状況で迎えたヒート終盤にバックドアの波を掴んでチューブをメイクすると、それが6.00ptのグッドスコアとなり見事2位となってラウンドアップ!

見事ラウンド3へと駒を進めた!


Kaito Kino.

 

さらに続くヒート2には太田拓杜が登場。

ヒート前半から積極的に会場右側のガムズのレギュラーをキャッチするがなかなかスコアを伸ばすことができず、フランスのJustin Becretがいい波をキャッチする中、逆転ならないまま惜しくもここで敗退となってしまった。


Takuto Ota.

 

ヒート3では西優司が世界一上手いキッズサーファーとして注目を浴びるEli HannemanとKainehe Hunt、Herbert Morenoと対戦。

他の選手が小振りな波を掴んでスコアを重ねる中、いい波をじっと待ち1本目に掴んだ波ではパワフルなリップ2発のコンボで6.10ptをマーク!

中盤には手前で小さなバックドアのチューブをメイクして4.17ptをバックアップにまとめ、難なく1位でラウンドアップを果たした!

おめでとう!


Yuji Nishi.

 

ヒート6には、テラハ出演から映画俳優へ転身と、注目のスーパースター佐藤魁が登場。

フリーサーフィンでも今シーズンは特にパイプで素晴らしいライディングを連発していたことからその活躍に期待がかかったが、Evan ValiereとParker Coffinにあと一歩及ばず。

惜しくもここで敗退となってしまった。


Guy Sato.

 

ヒート9には西慶司郎がGavin Gillette、Cole Alves、Vitor Ferreiraと対戦。

弟の西優司同様、じっくりといい波を待ち、中盤に差し掛かったあたりで掴んだ1本目の波で6.50ptのグッドスコアをマーク。

Gavin Gilletteに次ぐ2位のポジションで見事ラウンド3進出を果たした!

おめでとう!


Keijiro Nishi.

 

この日のスケジュールはラウンド2のヒート11までで終了。

迎えるコンテストDAY2は、ラウンド2のヒート12からスタートする予定。

ラウンド2のヒート14には脇田泰地が登場。

Nicolas Vargas、Samson Coulter、Makana Pangと対戦予定となっている。

 

さらに迎えるラウンド3のヒート2には喜納海人がHarley Ross、Luke Hynd、Justin Becretと対戦。

 

続くヒート3には西優司がWiggolly Dantas、Mitch Coleborn、Brondi Saleと対戦予定。

 

ヒート10には西慶司郎が安室丈と同じヒートに組み込まれ、Nick Callister、Shayden Paccarroと対戦予定となっている。

 

さらにヒート15には大橋海人がMarc Lacomareと対戦。

 

そしてラウンド4のヒート10には稲葉玲王が登場する予定。

 

迎えるコンテストDAY2は現地時間の2/3(日)朝7:30、日本時間の2/4(月)深夜2:30にはネクストコールが発表となり、コンディションが十分であればコンテストはスタートする事が予想される。

果たして、日本のサムライたちはどんな活躍を魅せてくれるのか!?

さらなる快進撃に期待したい!!

Go Japan!!

LIVEの方もお見逃しなく!!

さらなる詳細は下記リンクよりWSLオフィシャルサイト内、QS3000″VOLCOM PIPE PRO”特設ページをチェック!

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ