歴代グランドチャンピオンのひとりであり、誰もが認める日本を代表するトッププロサーファーとして最前線で活躍する田中英義。プロの中でもずば抜けてクオリティーの高いターンの数々が彼の武器であるが、パダンパダンのようなチューブ波になっても、スタイリッシュなグラブレールでチューブを駆け抜ける術を知っている。Hideyoshi Tanaka.

Photos by yasushi photos. Text by colorsmagyoge.

 

本日4/19(金)よりいよいよコンテスト期間に突入となったJPSA開幕戦”ムラサキプロ”!!

その前日となる4/18(木)は予想以上にサイズアップを果たしたスタートとなり、会場であるクラマスは6-8ftの波が押し寄せるビッグウェイブ・コンディションとなった。

そんな中、選手たちによって繰り広げられたセッションについては昨日colorsmagからお届けさせて頂きましたが、今回はそんな4/18(木)の夕方に、バリ指折りのクラシカル・ブレイクとして世界的にも知られるパダンパダンを舞台に、田中英義、大橋海人、渡辺寛、村田嵐といったムラサキチームのトッププロライダーたちによって繰り広げられたフリーセッションの模様 by yasushi photosをお届け!!

【BALI2019】6-8ftまでサイズアップを果たした4/18(木)のJPSA開幕戦”ムラサキプロ”会場クラマスで繰り広げられたチューブ・セッション

 

その波が立つ日を狙うフリークが多いパダンパダンだけに、一度波が上がれば非常に多くのサーファーで混み合うことは必至。この日も海の中は大混雑となった中、その隙を見出し、グリーンルームに身を潜める大橋海人。Kaito Ohashi.

 

毎年通っている冬のノースショアのビッグウェイブで積んできたその経験が光るチューブ・ライディングの数々を披露した渡辺寛。JPSA開幕戦での快進撃に期待がかかる!Kan Watanabe.

 

チューブオンリーなパダンパダンの波でも、そのそそり立つ波のウォールに臆することなく、バックサイドのフルドライブ・ボトムターンからのソリッドなリッピング・テールスライドを魅せた村田嵐。この日のベストシークエンスを残してくれた。Arashi Murata.

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ