VICTORIA, AUSTRALIA - APRIL 27: Two-time world champion John John Florence of Hawaii and Courtney Conlogue of the USA win the 2019 Rip Curl Pro Bells Beach after winning the final at Bells Beach on April 27, 2019 in Victoria, Australia.  (Photo by Kelly Cestari/WSL via Getty Images)

Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

オーストラリアのベルズビーチを舞台に開催されたCT第2戦”Rip Curl Pro Bells Beach”は現地時間と日本時間の4/27(土)に大会最終日を迎え、セットで8ftのオフショアという1981年以来のエピック・コンディションとなった中、MENSはJohn John Florenceが、WOMENSはCourtney Conlogueが優勝!!

John John Florence、Country Conlogue共に昨年に負った怪我により2018年シーズンは休業を余儀なくされていたが、今回の勝利は完全復活を証明する価値ある一勝となった。

Courtney Conlogue

Courtney ConlogueはセミファイナルでLakey Petersonを下し、ファイナルではMalia Manuelを相手に3本目の波で10ptを叩き出して優勝。

この一勝によりCTランキング9位から3位へとジャンプアップを果たした。

John John FlorenceはクォーターファイナルでGabriel Medinaを、セミファイナルで帆にベントの2017年の優勝者であるJordy Smithを、そしてファイナルではFlipe Toledoと対戦。

サイズアップを果たした巨大なベルズの強烈なヘヴィーウォーター・リップをボトムから縦にレイバックスナップでえぐるJohn John Florenceのあり得ないターンは、まさに他のどの選手もやっていないネクストレベルそのものだったと言って過言ではないだろう。

John John Florenceはこの勝利によってCTランンキングトップの座に躍り出た。

その活躍から目が離せない!!

John John Florence

 

さらに注目のKelly SlaterはクォーターファイナルでRyan Callinanに敗退。

最年長プロサーファーでありながら、強烈なカレントに加えてパワフルかつサイズの大きなこの50年ぶりのエピックコンディションにおいて5位で本イベントをフィニッシュした。

Kelly Slater.

 

次なるイベントは5/13(月)から5/25(土)までを開催期間に、バリのクラマスを会場に行われる予定のCT第3戦”Corona Bali Protected”となる。

果たして、JPSA開幕戦”ムラサキプロ”の会場でもあるクラマスの波を制する世界一のサーファーは誰なのか!?

今シーズンもCTから目が離せない!!

本イベントのさらなる詳細、Recap映像については下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ