Photos & Text by colorsmagyoge.

 

オーストラリア出身のアーティストでBILLABONGお墨付きのプロライダーOtis Careyが来日を果たした!

5/25(土)から5/26(日)に横浜赤レンガ倉庫で開催されるGreenroomに出展するBILLABONGブースにて、ライブペイントを行うためである。

そんなOtis Careyと5/22(水)早朝に合流。

湘南は前日に吹き荒れたオンショアの影響で頭オーバーのサイズをキープしていたが、南東よりのうねりだったためイーストサイドのリーフブレイク以外はワイドなつながり気味。

某ポイントで軽く1ラウンド入水したものの、99%ダンパーという状況に、形のいい波を求め、さらに西へと車を走らせること1時間弱。

目的地に到着すると、頭前後のパーフェクトなレフトブレイクがOtis Careyを待ち受けていた。

 

朝一とは180°違う形のいい波を目の前に、いてもたってもいられなくなったOtis Careyは、自らのアートワークを施したStacey surfboardsを片手に早速入水。

ギャラリーと化したローカルサーファーたちの目をクギ付けにするスタイリッシュなライディングを連発!!

Otis Carey.

 

セッション中盤になると、全日本チャンピオンでプロサーファーで宇佐美LM SURFのyas surfboardsのシェイパーでもある鈴木康弘氏が登場。

勝手知ったるこのパーフェクトレフトを、自らシェイプしたボンザーのボードをしなやかに操り、まさに職人そのものと言って過言ではないスムーズなラインを波に刻んでいく。

Yasuhiro Suzuki.

 

2時間程度のセッションを終えると、今度はライブペイントを行うべく、湘南指折りのクラシカル・リーフブレイク”大崎”を一望できるおしゃれなレストラン逗子SURFERSへ。

有名アーティストのライブイベントをはじめ、日本では唯一のBILLABONGとのコラボ・ハンバーガーを取り扱うほか、BILLABONGのコンセプト・ショップBILLABONG Beach Houseを併設する逗子SURFERSのエントランス横の白い壁をキャンパスに、オーストラリアの先住民族アボリジニーの血を引くOtis Careyのアートのスタイルであるアボリジニー伝統の模様を進化させた作品を描いていく。

 

特筆すべきは一寸の迷いすら感じさせないそのOtis Careyの筆の進み。

筆を入れる前に鉛筆でアウトラインの目安程度の軽い下書きはするが、そこから先はまさに一筆書きに近い状態でまるでコンパスでも使っているかのような円や曲線を描き出し、しかもその線と線の間隔はまるで定規で測ったかのように均等であるのだ。

その作業を積み重ねることで出来上がる作品は、書きはじめた時にはまったく想像できない無限の立体感を生み出すから不思議である。

逗子SURFERSで出来上がった作品は、BILLABONGのロゴをアレンジしたもの。

これがTシャツになっても絶対にかっこいいそんなOtis CareyによるアートBILLABONGは、BILLABONGコラボレーション・ハンバーガーと共に逗子SURFERSにてチェックできるので、ぜひ一度足を運んでみてください。

前述した通り、迎える5/24(土)と5/25(日)は横浜赤レンガ倉庫で開催されるGreenroom FestivalのBILLABONGブースにてOtis Careyのライブペインティングが行われる予定。

Greenroomへ行った際には、Otis Careyに会いにBILLABONGブースをチェック!!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ