Photos by yasushi photos. Text by colorsmagyoge.
ムラサキスポーツが自信を持って取り扱うSUPERbrand surfboardsは、チームのトップライダーに天才サーファーClay Marzoをサポートするなど、ハワイ、オーストラリア、日本とワールドワイドに展開する一流ブランドとして知られているが、そんなSUPERbrandが村田嵐、野中美波、粟田生、都築虹帆といった10代の若手プロライダーたちを対象に、5/29(水)から伊良湖トリップを開催中!
コーチにトッププロサーファーとしての経験を持つ吉岡智文プロを迎え、まさにムラサキスポーツ独自の強化合宿とも言うべきこのトリップのDAY1は、ムラサキスポーツ浜松店を訪問しつつ、
待望の海に到着すると、セットで肩頭前後のグッドコンディションに遭遇!
ロングドライブからようやく解放されたライダーたちは早速セッションを開始!
大きなスプレーと深いトラックを残すパワーカーヴィングで、この日のシークエンス・オブ・ザ・デイを飾ってくれた村田嵐。上の写真はまた別のカーヴィング。エアだけでなく、難易度の高いカーヴィングでも匠の技が光るレールワーク。それが村田嵐の最大の武器。Arashi Murata.
【シークエンス・オブ・ザ・SUPERbrand伊良湖トリップDAY1】大きなスプレーを上げて深いトラックを残すフロントサイド・パワー・カーヴィング by 村田嵐
弱冠16歳にして2018年グランドチャンピオンに輝いた野中美波。すべてはこの深くドライブの効いたボトムターンから爆発力のあるトップアクションが繰り出される。後ろ足側の手というよりも、肘が水面に着くほど低い体勢は、上級者であっても真似できない高度なテクニック。Minami Nonaka.
長い手足を生かしたスタイリッシュなサーフィンで観る者たちを魅了する粟田生。QS転戦で世界最新のサーフィンをできる限り吸収し、自分のサーフィンに取り込むことができるセンスの高さは今は亡き父でレジェンド・プロサーファーの粟田和幸氏と、母の粟田郁美プロから授かった天性の才能。Naru Awada.
伊良湖をホームに、バリのクラマスで開催されたJPSA開幕戦”ムラサキプロ”では新星のごとく2位に輝いた都築虹帆。スケートボーダーとして培ってきたスキルを高次元でサーフィンと融合させ続ける今までにはなかったその次世代スタイルを活かし、今後さらに日本のWOMENSサーフシーンを揺るがす鬼要チェックなプロサーファー。Nanaho Tsuzuki.
ブランドマネージャー、そして本社スタッフもしっかりとこの現場に足を運び、若手ライダーたちの成長を体感することの大切さ。ここで見て得たことを本社に持ち帰り、ネクストステップに活かすというその流れがあってこそ、初めて実現できるムラサキスポーツならではの最大限のバックアップ体勢なのである。
今回、コーチとして参加の吉岡智文プロ。2018年前半はインドネシアに野中美波を引率したり彼女のグランドチャンピオン獲得に欠かせない重要な役割を果たすなど、トッププロとして培ってきたその経験は今あるムラサキチームの強さに必要不可欠な縁の下の力持ち。エアがスタンダードでなかった90年代にカリフォルニアよりエアを持ち帰り、当時まだ若かったcolorsmag世代も大きな影響を受けるなど日本のサーフシーンに衝撃を与えたそのパンキッシュさは、今なおそのライディングを見れば一目瞭然。Tomofumi Yoshioka.
今回、このような強化合宿的トリップを実現する上で欠かせない存在となった伊良湖ローカルでムラサキスポーツ・チームライダーの筒井裕也。普段練習している地元の海で若手トッププロたちが魅せるハイレベルなライディングに刺激を受けたに違いないだろう。Yuya Tsutsui.
都築虹帆の実弟にあたる地元伊良湖期待のロコキッズ都築然。姉同様、一度その秘めたる才能が開花した時、モンスターとなり得る可能性大な鬼要チェックなキッズサーファー。Zen Tsuzuki.
伊良湖の中でも独自のメローなクロスオーバースタイルを持つChill OutサーフショップのMatt Changこと松井浩一氏を師匠に仰ぎ、オリジナルスタイラーとして期待される岡田裕誠。Yusei Okada.
ロングビーチの目の前にあるうどん屋”花いち”の息子で、岡田裕誠同様、Chill OutのMatt Changを氏と仰ぐ岩瀬裕也。粘り腰の効いたそのパワーサーフィンを武器とする期待の星のひとり。Yuya Iwase.
さらに続くSUPERbrand伊良湖トリップDAY2の模様もcolorsmagよりお届けさせて頂く予定。
今回、伊良湖の海でこのような強化合宿を行なう上で、快く迎えて頂きました伊良湖ローカルの皆様に、この場を借りて改めてありがとうございます。