Photos by yasushi photos. Text by colorsmagyoge.


Junior winner, Keanu Kamiyama.

 

静岡県の豊浜海岸を会場に、6/16(日)には波のコンディションがハードということで安全面を考慮し、一度延期となっていたJOCジュニアオリンピックカップ第27回NSAジュニアオープンサーフィン選手権大会は、6/22(土)に同会場にて再試合が無事終了となった。

ジュニア、ボーイズ、ガールズの3クラスの優勝者には、10/23(水)から11/3(日)に渡ってカリフォルニアのハンティントンビーチで開催されるVISSLA ISA World Surfing GamesのU-16(16歳以下)日本代表選手枠3名のうちの1名分が与えられるというジュニア世代の選手たちにとっては非常に重要となる本ビッグイベントでは、世界基準のルールである4メンプライオリティー・ルールを採用。


Junior winner, Keanu Kamiyama.

 

そんな中ジュニアでは、上山キアヌ、平原颯馬、金沢呂偉、田中透生といったファイナリスト4名が全員プロサーファーというハイレベルな戦いとなり、ヒート前半から好調な滑り出しを見せた上山キアヌが、昨年のISA World Surfing Games金メダリストという実力を見せつける形で見事ベストライディング賞受賞(8.5pt)と共に優勝を果たした!


Junior 2nd, Soma Hirahara.


Junior 3rd, Roy Kanazawa.


Junior 4th, Toy Tanaka.

 

ボーイズではパワフルなリップアクションとソリッドなエアリバースを披露した矢作紋乃丞が、プロ資格を持つ和気匠太郎を2位に、同じ鵠沼出身の鈴木一歩を3位に、千葉を拠点とする長沢侑磨を4位に抑えて見事優勝!!


Boys winner, Monnojo Yahagi.

【シークエンス・オブ・ザJOCジュニアオリンピックカップ大会】NSAジュニアオープンのボーイズクラスで優勝を飾った勝利のエアリバース by 矢作紋乃丞

 


Boys 2nd, Shotaro Wake.


Boys 3rd, Ippo Suzuki.


Boys 4th Yuma Nagasawa.

 

ガールズでは他の選手たちを寄せ付けない攻め攻めなライディングを連発した中塩佳那が、松岡亜音を2位に、JPSA優勝経験を持つプロサーファーでもある松永莉奈を3位に、松永同様プロ資格を持つ川瀬心那を4位に抑えてダントツの優勝を決めた!


Girls winner, Kana Nakashio.


Girls 2nd, Anon Matsuoka.


Girls 3rd, Rina Matsunaga.


Girls 4th, Kokona Kawase.

 

キッズでは伊豆出身の山本来夢が優勝!

さらに2位に茅ヶ崎期待のキッズ岡野蓮、3位に高井汰朗、4位に荒河正宗という結果となった。

【ジュニア】
優勝:上山キアヌ久里朱
2位:平原颯馬
3位:金沢呂偉
4位:田中透生

【ボーイズ】
優勝:矢作紋乃丞
2位:和気匠太郎
3位:鈴木一歩
4位:長澤侑磨

【ガールズ】
優勝:中塩佳那
2位:松岡亜音
3位:松永莉奈
4位:川瀬心那

【キッズ】
優勝:山本来夢
2位:岡野蓮
3位:高井汰朗
4位:荒河正宗

 

ジュニア優勝の上山キアヌは、ボーイズ優勝の矢作紋乃丞、ガールズ優勝の中塩佳那は今大会を優勝したことにより今年のISA World SUrfing Gamesの日本代表選手枠3名のうち、各クラスの1名分の枠を獲得。

各クラスの残り2名の日本代表選手枠については、2018年NSAランキング1位、または実績を踏まえた上でのNSA推薦枠から選出されることとなっており、7月から8月頭にはNSAより正式に発表される予定。

果たして、今年のISA World Junior Surfing Gamesの代表選手はどんなラインナップとなるのか!?

NSAの正式発表を心待ちにしたい!

さらなる詳細は下記リンクよりNSAオフィシャルサイトをチェック!

 

>>NSAオフィシャルサイト

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ