Photos by yasushi photos. Text by colorsmagyoge.


QS1500″ムラサキ湘南オープン”で見事自身初となるQS優勝を果たし、その急成長ぶりが著しい鈴木仁。一級品の波がブレイクする日本指折りの河口として知られる西湘の某所をホームとするだけに新島のパワフルな波でもソリッドなリッピングを朝飯前かのごとく繰り出す。Jin Suzuki.

 

台風10号が中国地方を縦断した8/15(木)。

JPSA第3戦”ALL JAPAN PRO新島”の会場である新島は、ダブル前後のコンディションとなり、クローズアウトとなった羽伏浦方面に対し、反対側のママ下にはライド可能な波が炸裂!!

この日はうねりが高く、竹芝からの高速船は欠航。

8/13(水)夜に竹芝桟橋を出港した大型船は高波のため新島の港に接岸できず、やむなく大島に着岸となった。

そんな中、すでに新島入りを果たしていたプロサーファーたちによって繰り広げられた台風10号ママ下セッションの模様を、yasushi photosギャラリーにてお届け!!


実兄である大澤伸幸プロが10代の頃に、新島の民宿で住み込みのバイトしていたことから、大澤家とは縁の深い新島。台風10号から届けられたグランドスウェルによってサイズアップを果たしたママ下のレフトで深いボトムターンを見せる大澤宥南。Yuna Osawa.

 


炸裂したママ下の波でも全く軸のブレを感じさせないパワフルかつ安定感のあるボトムターンを魅せる宮崎出身の渡辺寛。Kan Watanabe.

 


世界的なサーフィンの聖地ハワイの中でも指折りのブレイクであるサンセットを舞台とするサンセット・プロジュニアチャンプの金沢呂偉にとって、このママ下の波はファンウェイブでしかないに違いない。Roy Kanazawa.

 


天性の匠の技を感じさせるそのレールワークで、炸裂したママ下の波でもスナップではなく、ドライブの効いたカーヴィング・トップターンを刻む村田嵐。Arashi Murata.

 


こういったハードコンディションにおいては、自分のタイミングを見計らって海に入ることが重要になる。時に他人のペースに飲まれて不安なまま海に入ると、ひどい目に遇うことも多々。ビーチでじっくりと波を見ながら、自分のタイミングを見計らう鈴木姫七と松永莉奈。Himena Suzuki & Rina Matsunaga.

 


サーフィンとスケートボードを高次元で融合させたオリジナルなスタイルを継承する加藤翔平。colorsmagが幼い頃から要チェックを入れている高校生プロサーファーのひとり。今大会での活躍に期待したい!Shohei Kato.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ