PANTIN,GALICIA- September 4: Amuro Tsuzuki of Japan wins the Final of the ABANCA GALICIA CLASSIC SURF 2019 on September 4, 2019 in Pantin,Galicia.

Movie & Photos by WSL/ Text by colorsmagyoge.


スペインのガリシアで開催されていたWOMENS QS10000″ABANCA Galicia Classic Surf Pro”は、現地時間の9/4(水)に大会最終日を迎え、MENSはラウンド2のヒート22まで、WOMENSはファイナルまでを消化。

なんと弱冠18歳の都筑有夢路が、並み居る世界のトッププロたちを相手に見事優勝を飾った!!

QS10000ではすでに大原洋人が2015年にUS OPENで日本人初優勝を決めているが、WOMENS QS10000においては、今回が日本人初の快挙となった!

クォーターファイナルでは現役CTサーファーのSilvana Limaを相手にエクセレントスコアとなる9.23ptと7.27ptをバックアップにまとめてラウンドアップ。

Amuro Tsuzuki.

 

さらにセミファイナルでは、元CTサーファーのChelsea Tuachを抑えてファイナルへ進出!

 

迎えたファイナルでは、現役CTサーファーとして活躍するBronte Macauleyと対戦。

波のコンディションの変化を見極めてインサイドで波を待つ都筑有夢道は、1本目の波から5.67ptを叩き出してヒートの流れを掴んだ都筑有夢路に対して、逆転を狙うBronte Macauleyは積極的に波を掴むものの思うようにスコアを伸ばせない。

都筑有夢路がリードを保ったまま掴んだ8本目の波では6.50ptを叩き出してさらにトータルスコアを伸ばし、見事このハイレベルな戦いを制した!

おめでとう!!

「これは夢であって、本当に今も信じられないです」表彰台のインタビューで都筑有夢路は言った。「トレーニングはもちろん努力を重ねてきた結果が今ここにあるんだと思います。本当に信じられない気持ちです」

この一勝により都筑有夢路はQSランキング48位から8位へとジャンプアップ!

 

残るWOMENS QSツアーにおいては11月にオーストラリアで開催されるQS6000が今シーズン最後のハイグレードなコンテストとなっていることに加えて、現時点で2020年CTクオリファイのボーダーラインであるWOMENS QSランキング9位以内にポジションしているTatiana Weston-Webb、Brissa Hennessy、Caroline MarksといったCTサーファー3名が、現時点のCTランキング10位以内にポジションしていることからQSランキングにおいてはさらに繰り上がりすることが予想され、そうなってくると都筑有夢路の2020年CT入りの可能性は非常に高く、残るシーズン後半での都筑有夢路の活躍からさらに目が離せない状況となっている!

また、MENS QS10000ではラウンド2のヒート19に出場した稲葉玲王が惜しくもここで敗退。

同じくラウンド2で敗退となってしまった大原洋人と共に、次回の活躍に期待したい!

さらなる詳細については下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック!!

Go Japan!!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ