Movie by sato guy / Allen. Text by colorsmagyoge.


 

 

テラスハウスに出演したことで一躍スーパースターとなり、映画ハナレイベイにも出演し映画俳優としても活躍するという一面を持ちながらも、先日新島で開催されたJPSA第3戦では見事優勝を果たした実力派プロサーファー佐藤魁!

そんな彼が、2018年に新島で開催されたJPSA終了後に、ちょうど接近していた台風のグランドスウェルを狙って新島に残り、スーパーレフトが出現したママ下ポイントでk繰り広げたエピック台風セッションの模様を収録した新島出身の若手フィルマー&フォトグラファーアレンによる必見ショートクリップをお届け!!

しかしながら、台風による高波や強風などですぐに船や飛行機は欠航となり、島に缶詰状態となってしまうのが新島などのアイランドの恐ろしさ。

この台風によって佐藤魁は数日間に渡り、新島にスタックすることとなったのは言うまでもない。

当然、最初からその覚悟がなければこの波をスコアすることはできず、この波が来ることを薄々わかっていながらも、2018年の新島でのJPSA終了後にプロサーファーの全員が船や飛行機が欠航する前に本土へ渡った中、予想以上に最高の波をママ下でスコアした佐藤魁と新島という場所のエネルギーは、この時からすでに精霊レベルの目には見えないポジティブ・バイブスでつながっていたのかもしれない。

そう思うと、2019年JPSA第3戦”ALL JAPAN PRO新島”での佐藤魁の優勝は、この時からすでに決まったのか!?

いつどこにどんな波が来るのか、どんなにインターネットを見て予測を立てて動いても波を外してしまうこともあれば、感覚的に遭遇するTHE DAYもあったり、波という自然相手のサーフィンというスポーツは、時に科学では説明できないほど神々しいパワーを感じることができる素晴らしさを持っている。

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ