Ryu Nakamura.
Photos & Text by colorsmagyoge.
中浦JET章と西のビーチを後にし、国道134号線の渋滞にハマりながら東へ向かいつつ、数カ所をチェック。
しかし、思ったほどサイズが上がっておらず、さらに車を走らせ、かねてから連絡を取り合っていた中村竜の情報を頼りに、ビッグウェイブコンテスト”洋之介メモリアルカップ葉山”の開催地でもあるyone peakへ。
今回の台風19号の進路は、yono peakがブレイクする方程式を満たす進路予想となり、その開催が期待されていたが、しかし、招待選手たちのほとんどのスケジュールが合わないという理由で、開催が見送られた。
一見すると穏やかに見える海原のアウトサイドに目を向けると、すでに中村竜と数名のサーファーがラインナップしていた。
アウトサイドからうねりが入ると、ダブル近い波がブレイク。
まだyone peakにしては小ぶりなサイズではあるが、人も少なく、インサイドの棚に当たって掘れた波も来ていたのでここでセッションを開始することに。
日本屈指のエアリストであり、GoProアスリートでもあり、ここ数年は天才映像クリエイターとしても活躍する中浦JET章は、
「見た目以上に波にパワーがあるから、 カメラを流しちゃわないか不安」
と言いながらも、
GoProを片手にパドルアウト。
Ryu Nakamura.
H.L.N.Aのボスであり、次世代サーフシーンを引率するプロサーファーで俳優で社長でもある中村竜。
yono peakの波をこよなく愛し、ここの波が上がる時には必ずその姿がある。
そして、そんな中村竜と同世代の湘南出身のソウルサーファー成田くんも、台風の際にはここの波にフォーカスしているサーファーのひとり。
Narita Kun.
この日はソリッドな掘れた波ばかりを選んでテイクオフ。
もしこの波をメイクしていたらチューブだったのか?!
成田くんにとってまだハンドリングできるサイズだからこその際どい攻めを見せていた。
Narita Kun.
中浦JET章は、初めて入るここの波に対してChannel Islands surfboardsボンザー5モデルの5’7″という短さ。
GoPro片手に加えてここまで短いボードという中浦JET章ならではのアプローチを見せてくれた。
Akira”JET”Nakaura.
そして下に掲載させて頂いたのは、JETによるGoProアングル。
Narita Kun.
Ryu Nakamura.
「竜くんの波はボードを片手にしながらも結構ギリギリまで近づいて、最後はリップに持って行かれそうになった」
とこの時の状況をコメント。
潮が上げに向かうタイミングで、さらなるサイズアップを期待したが、しかしサイズアップとならず、波が数が減ったところでセッションは終了。
果たして、さらにサイズアップが予想される10/11(金)はどんな波が待ち受けているのか!?