日本人選手のほとんどが敗退となってしまったこの日、海外の強豪トッププロを相手に見事2位でラウンドアップを果たした脇田沙良。日本が世界に誇るパイプライナー脇田貴之プロを父に持つハワイ育ちの彼女のさらなる快進撃に期待!!Sara Wakita.

 

Photos by Motoko Kumagai. Text by colorsmagyoge.

 

宮崎県の小倉ケ浜を会場に、WOMENS QS3000、MENS QS1000に加え、台風の影響で延期となっていたプロジュニア戦が同時開催中となっている”White Buffalo HYUGA PRO”は、10/18(金)にコンテストDAY3を迎え、途中豪雨によりラウンド2のヒート7の途中で中断される場面も見られた中、無事にWOMENS QS3000のラウンド2からラウンド3を消化。

海外のトッププロたちを相手に日本のWOMENSトッププロたちが大奮闘した中、注目の日本人選手の活躍は、ラウンド3のヒート3でSophie McCullochとZoe McDougallを抑えた脇田沙良と、ヒート4で8.60ptのエクセレントスコアを叩き出し、トータルスコア15.60ptというこの日の最高トータルスコアをマークした都筑有夢路の2名のみがベスト8進出!!

クォーターファイナルへと駒を進めた!

今回はその模様を、日本一のビーチブレイク仙台新港を代表する女性プロサーファーとして活躍してきた経歴を生かし、現在はフォトグラファー&フィルマーとして活躍する熊谷素子によるフォトギャラリーでお届け!!


ラウンド4のヒート4では1本目から8.60ptのエクセレントスコアを叩き出し、世界の強豪が集結するこのハイレベルな戦いにおいてもそのサーフィンは全く引けをとならないことを見せつけてくれた都筑有夢路。クォーターファイナルのヒートではまさかの脇田沙良と対戦。Amuro Tsuzuki.

 


そんな都筑有夢路の8.60ptを上回る9.33ptを叩き出したのはVahine Fierro. シングルスコアではこの日のハイエストスコアを叩き出し、今大会における優勝候補と言って過言ではないひとり。Vahine Fierro.

 

その活躍が期待されたハワイ育ちでプロジュニアワールドチャンプの前田マヒナをはじめ、同じくハワイ育ちの西元エミリー、さらに川合美乃里、橋本恋といった海外QS転戦組に加え、ラウンド1を見事勝ち上がった期待の若手、松岡亜音は惜しくもラウンド2で敗退。


Mahina Maeda.

 


Emily Nishimoto.

 


Anon Matsuoka.

 


Minori Kawai.

 


Ren Hashimoto.

 

でJPSAグランドチャンピオンのひとりである西元ジュリーはラウンド3まで駒を進めたものの、惜しくもここで敗退。世界のトッププロを相手に洗礼を受ける形となってしまった。

Julie Nishimoto.

 

10/19(土)はコンテストDAY4が進行中!

LIVEの方をお見逃しなく!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ