JPSA最終戦”Chiba Ichinomiya Pro”を制した仲村拓久未と川合美乃里。Takumi Nakamura & Minori Kawai.

Photos by yasushi photos. Text by colorsmagyoge.

2019年度グランドチャンピオン獲得を果たした河谷佐助と須田那月。共に今大会で準優勝。自らの力でグランドチャンピオンを勝ち獲る形となった。Sasuke Kawatani & Natsuki Suda.

 

2020年東京オリンピックのサーフィン会場である千葉県長生郡一宮町の志田下を舞台に、JPSA最終戦”Chiba Ichinomiya Pro”が10/27(日)に無事終了となった。

MENSでは仲村拓久未、WOMENSでは川合美乃里が優勝!

さらに注目のグランドチャンピオンは、MENSでファイナル進出を果たして準優勝となった河谷佐助と、WOMENSで準優勝を果たした須田那月に決定となった。

まさに最終戦までもつれ込む熾烈なグランドチャンピオン争いが繰り広げられたそんなJPSA最終戦”Chiba Ichinomiya Pro”大会最終日の模様をyasushi photosギャラリーでお届け!!

ダイナミックなカービングとスピーディーかつパワフルなスタイルを武器に、2本目の波で7.43ptをマークし、その勢いをキープしたまま優勝をさらった仲村拓久未。今シーズンは自身にとって不調気味な一年となったに違いないが、その悪い流れを自ら断つかのごとく最終戦で価値ある一勝を挙げた。Takumi Nakamura.

 

プロ転向後の活動拠点となっている千葉エリア屈指のブレイク志田下を舞台に、見事な優勝を決めた川合美乃里。そのダイナミックなリップアクションでファイナルではトータルスコア13.67ptをマーク。素晴らしい活躍をみせた。Minori Kawai.

 

大阪出身のプロサーファーとしては史上初のグランドチャンピオン獲得を果たした河谷佐助。この最終戦を迎える以前はJPSAランキング3位にポジション。この最終戦での好成績のみが逆転のチャンスのカギを握るという状況の中、見事そのプレッシャーを打ち破る快進撃をみせた。Sasuke Kawatani.

 

肩の怪我に悩まされ、手術、リハビリで2017年シーズンはほぼ1シーズン棒に振ることとなった須田那月。その逆境を乗り越え、さらにパワーアップしてカムバックを果たしたことを証明するには十分過ぎる活躍を見せ、2019年グランドチャンピオンに輝いた須田那月。おめでとう!!Natsuki Suda.

 

JPSAランキングカレントリーダーであった西修司と、ランキング2位のポジションでグランドチャンピオンを狙っていたスーパースター佐藤魁だったが、共にクォーターファイナルで敗退。今シーズンのグランドチャンピオン争いは非常に僅差の大接戦だっただけに、その落胆は大きかったに違いないだろう。2020年シーズンのさらなる活躍に期待!!Above : Guy Sato. Below : Shuji Nishi.

 

最後の最後まで須田那月とのグランドチャンピオン争いに絡んでいた宮坂麻衣子は惜しくもセミファイナルで敗退。しかし今シーズンの彼女の勢いとその存在感は凄かった。2020年のさらなる飛躍に期待したい!!Maiko Miyasaka.

 

見事2019年度のルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは3KATOの次男坊でスーパー高校生プロサーファーの加藤翔平。宮崎でもWJC選考会ではファイナル進出を果たしてWJCアジア代表選手枠を獲得するなど、いよいよその才能が本格的に開花しはじめた注目の鬼要チェックサーファー。Shohei Kato.

 

持ち前の実力と豊富な経験を生かし、安定感あるライディングを武器にWOMENS 3位入賞を果たした大村奈央。Nao Omura.

 

4位入賞となったのは川瀬心那。まだまだ著しく成長している段階である彼女だけに来シーズンは驚くほど成長した姿を見せてくれるに違いないだろう。Kokona Kawase.

 

無事終了となったJPSA”Chiba Ichinomiya Pro”大会最終日。

今年のグランドチャンピオン争いは、僅差を争う緊迫感溢れる状況となった分、最後の最後まで見所満載なJPSA最終戦となったことはいうまでもないだろう。

さらなる詳細については、下記リンクよりJPSAオフィシャルサイトをチェック!!

 

>>JPSA

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ