Photos by yasushi photos. Text by colorsmagyoge.

 

台湾の台東、Jinzun Harborを舞台に開催されていたWSL主催WJCことWSL Junior Championshipsが現地時間と日本時間の11/29(金)にMENS、WOMENS共に全スケジュールが無事終了。

注目の日本人選手の活躍はWOMENSで都筑有夢路が優勝を果たし、見事プロジュニア・ワールドチャンピオンに輝き、日本育ちの日本人プロサーファーとして前人未到の快挙となった!!

おめでとう!

ハワイのGabriela Bryanと対戦したセミファイナルのヒート1では3本目で9.27ptといった限りなくパーフェクト10ptに近いスコアをマーク!ファイナルが始まる前に都筑有夢路の優勝を予感させる瞬間となった。そんな彼女の2020年CT入りの行方はハワイのマウイ島のホノルアベイを会場に現在オンホールド中で、ネクストコールは現地時間の12/1(日)を予定しているWOMENS CT最終戦”lululemon Maui Pro”でのBrisa Hennessyの結果次第となっている。いずれにしても2020年はスポットでCT参戦できることは確定しているが、ここでBrissa Hennessyに好成績を残してもらい、今回の日本育ちの日本人プロサーファー初のプロジュニア・ワールドチャンプに引き続き、日本育ちの日本人プロサーファー初のCT入りができることを祈るばかりである。Go Amuro Go Japan!!!

 

また、日本の脇田沙良が準優勝のAlyssa Spencerと対戦したセミファイナルのヒート2で敗退となったものの3位で本ビッグイベントをフィニッシュ!

 

MENSではブラジルのLuvas Vicenteが優勝を果たした中、安室丈がセミファイナル敗退で3位、村田嵐がラウンド3敗退で9位でフィニッシュした。

安室丈、村田嵐、共に負けたヒートの対戦相手は優勝のLuvas Vicenteであった。

Joe Azuchi.

Arashi Murata & Izuki Tanaka.

 

Shino Matsuda, Amuro Tsuzuki, Sara Wakita, Arashi Murata.(TEAM JAPAN)

 

「最高の気分です。本当に驚いてます。日々違うコンディションの中、このような素晴らしいイベントをとても楽しんで台湾の波をサーフィンすることができました。今日は本当に波が大きくて海の潮の動きも大きくて自分にとっては挑戦でしたが、諦めずにやったことが良かったんだと思います。とても嬉しいです」

日本のサーフヒストリーだけでなく、世界のサーフヒストリーにその名を刻んだ都筑有夢路はそう語った。

2019年11月29日(金)。

日本から初となるプロジュニア・ワールドチャンピオンが誕生となった。

改めて、都筑有夢路、おめでとう!!

さらなる詳細は下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック!!

 

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ