2019年シーズンは最高QSランキング3位まで上り詰めたものの、シーズン後半に思うような結果を残すことができず、CT入りを逃したが、2020年こそさらにやってくれそうな素晴らしいライディングを連発してくれた稲葉玲王。

Photos & Text by colorsmagyoge.

 

低気圧の通過によってサイズアップが期待された12/28(土)。

松岡慧斗、村上舜、小嶋海生と共に前日より千葉入りを果たし、夜は稲葉玲王も参加して小さな忘年会を決行。

翌朝になると大原洋人も合流し、さらには西慶司郎まで駆け付け、各ブレイクをチェックしてみたものの、風が合わなかったり形が悪かったりで結局すぐにはセッションとならず、ゆっくりランチを取りつつ、サイズが弱冠上がってきた雰囲気が漂い始めたお昼過ぎに、某ショアブレイクで1ラウンドということになった。

セット胸あるかないか程度の、本当に岸からすぐのショアブレイクで、良いか悪いかと聞かれれば消して良いとは言えないようなコンディションであったにも関わらず、そこはさすがこの日本トップレベルのこのメンツ。

俗に言うクソ波であっても、一瞬にしてまるで良い波であったかのようなハイパフォーマンスを連発していく。

半分お遊び状態となったこのセッションにおいて、ニーボードスタイルでコンパクト・チューブを披露するのは村上舜。2020年東京オリンピック日本代表最有力候補といって過言ではない存在。Shun Murakami.

 

村上舜、稲葉玲王とは同級生である大原洋人。コンパクトな波でも一味違うパワフルで切れ味鋭いターンでこのセッションを盛り上げてくれた。2020年の世界での活躍に期待!!Hiroto Ohhara.

 

日本人初となるSurfer Magazine主催の歴史あるSURFER POLL AWARDSのTHE BEST BARREL AWARDSを受賞し、またしても世界のサーフ史にその名を刻んだ松岡慧斗。先日藤沢の8 Hotelで開催されたMAD DAWGスペシャルムービー上映会は大盛り上がりとなった。村上舜、村上蓮と共に、MAD DAWGの2020年の動きからも目が離せない!!Keito Matsuoka.

 

バーティカルかつソリッドな垂直リップを魅せるのは西慶司郎。西三兄弟の次男坊にあたり、田中樹を師と仰ぎ、世界を舞台に活躍するひとり。このメンツのセッションにおいてもその存在感は大きい。Keijiro Nishi.

 

松岡慧斗を兄貴分として慕い、その背中を見て育ってきたことから、得意とするトリッキーかつダイナミックなターンだけでなく、チューブに関しても貪欲な小嶋OJK海生。この日もひたすらチューブとエアを狙っていた。Kai”OJK”Ojima.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ