No1に引き続き荒れ狂う台風19号のスウェルの中で行われた今回のセッション。
どの波に乗ればいいのかわからないくらいバラけた凄まじいウネリではあったが時折姿を表すドカ掘れセクションに辻 裕次郎、中村 拓久未、佐藤 魁、飯田 航太と共にチャージする藤本 世音。このメンバーと共にこの凄まじい波でセッションした事は彼にとっても2019年の貴重な経験として残るセッションになりそうだ。チャージ後に板を折ってしまい波とカレントで危険な状況である中で冷静に判断し対応するサバイブ感も持ち合わせたこれからの活躍が楽しみなサーファーの一人である。
この荒れ狂う波の状況下で上手くタイミングを合わせインサイド寄りの、どか掘れセクションをスタイリッシュに抜けていく中村 拓久未プロ。なかなかタイミングが合わず乗れない今回の波だけに流石の1本といったところだ。