カリフォルニアのラ・ホヤで現地時間の3/3(火)、ISAはIOCとの協議の結果、2024年に開催予定のパリオリンピックにおけるサーフィン競技会場をタヒチのチョープーに正式決定したことを発表した。

世界でも稀にみる巨大な強烈な底掘れチューブ波で知られ、CTの会場のひとつでもあるワールドクラスの波を舞台に、2024年パリオリンピックではどんなサーフィンバトルが繰り広げられるのか!?

「私たちは2024年パリオリンピックのリーダーシップチームと連携をとりながら大会の会場を選択しました。」ISAプレジデントであるFernando Aguerreは言った。「チョープーはサーフィンの歴史と伝統が詰まった神聖な場所であり、スポーツと遺産に敬意を払いながら、本物のサーフィンをみなさまに提供します。2024年パリオリンピックのサーフィン競技会場としてのチョープーは2024年パリの創造性と革新の精神の証です。サーフィンはオリンピックの新時代のスポーツであり、2024年パリまでの今回のアプローチは、私たちの価値観がどうあるかを示しています。」

さらに、

「地元住民のニーズに応えつつ、会場周辺の海洋環境保全を確保し、島の美しい環境を維持することに全力を尽くしています。今回のオリンピック以降も、経済的、社会的、環境的視点を考慮し、サーフィン会場に適応できる持続可能な遺産を残します。」

と述べた。

2024年パリオリンピックの競技中の選手村は、一時的なモジュラーで構成され、環境への影響が最小限に抑えられるようにするために、競技後には解体される予定。

2020年東京オリンピックがコロナウィルス騒動で中止になるかも知れないと騒がれる中、一刻も早くこれが収束を迎え、千葉でのサーフィン競技が成功を収めたところで、2024年のタヒチでのサーフィン競技が実現することを切に願うばかりである。

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ