Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

WSLのCEOであるErik Loganをはじめとしたスタッフにコロナ陽性反応が出てしまったことから一時中断を余儀なくされていた2021年CT開幕戦”BILLABONG PIPE MASTERS”のコンテストDAY3が、現地時間の12/17(木)、日本時間の12/18(金)に無事再開され、ラウンド3となるラウンド・オブ32の全ヒートとラウンド4となるラウンド・オブ16のヒート3までが消化された。

注目の五十嵐カノアはもちろん、さらにはelly Slater、John John Florence、Gabriel Medina、Italo Ferreiraといったワールドチャンプたちもラウンドアップ!

今回はそのハイライト動画とcolorsmag的注目のモーメントをお届け!!

イタリアが生んだスーパーサーフスターLeonardo Fioravantiは、本イベントで行われたMikey WrightとのCT枠を賭けたSurf’s Upの3本勝負に勝利し、2021年CT枠を奪還。ラウンド・オブ32のヒート1ではFilipe Toledoを抑え、ラウンド・オブ16のヒート1ではPeterson Crisantoを下して見事クォーターファイナルへと駒を進め、そのチャンスを最大限に生かす結果を残した。Leonardo Fioravanti.

ブラジルのDavid Silvaを相手にバックドアでの見事なチューブを披露し、トータルスコア10.00ptでラウンド・オブ16へと駒を進めた五十嵐カノア。迎えるヒート8では同じくブラジル出身のJadson Andreと対戦。さらなる快進撃に期待!!Go Kanoa!!!Kanoa Igarashi.

 

ラウンド・オブ16ではラウンド・オブ32で素晴らしいパイプでのチューブで7.00ptと6.67ptでトータルスコア13.67ptをマークしたMatthew McGillvrayの勢いにストップをかけたJohn John Florence.ホームであるパイプラインでは無敵と言って過言では無い存在だけに、紛れもなく今大会の最有力優勝候補選手である。John John Florence.

 

Slater Designsのクアッドで登場を果たし、難しいクローズ気味なパイプの波でもベストなタイミングで出口を見つけ出す熟練された豊かな経験が光るライディングで6pt台を2本まとめてEthan Ewingを抑え、余裕のラウンドアップを果たしたKelly Slater.迎えるラウンド・オブ16のヒート4ではパイプでエクセレントスコア2本を叩き出してこの日のベスト・トータルスコア17.73ptをマークしたJack Robinsonと対戦予定。その勝敗の行方に注目が集まる!!Kelly Slater.

 

ラウンド・オブ32のヒート8では9.23ptと8.50ptという2本のエクセレント・スコアをマークし、この日のベスト・ヒートを展開してみせたJack Robinson.迎えるラウンド・オブ16のヒート4ではキングKelly Slaterと対戦予定となっているが、このままの勢いを保つことができれば圧勝の可能性すら秘めたjohn John Florenceに並ぶ今大会の最有力優勝候補選手のひとり。Jack Robinson.

 

迎えるコンテストDAY4は現地ハワイ時間の12/18(金)午前7時、日本時間の12/19(土)の深夜2時にネクストコールが発表予定。

コンディションが十分であればコンテストはオンとなることが予想される。

果たして、2021年開幕戦を制するのは一体誰なのか!?

LIVEをお見逃しなく!!

さらなる詳細は下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック!!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ