Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

オーストラリアのニューカッスルで開催されていたCT第2戦”RIP CURL NEWCASTLE CUP”は現地時間と日本時間の4/10(土)にファイナルデイを迎え、オーバーヘッドのオフショアのグッドコンディションの中、MENS、WOMENS共にファイナルまでを消化。

MENSはクォーターファイナルからスタートとなり、ヒート2ではMorgan CibilicとRyan Callinanといったニューカッスル出身のCTサーファー2名が対戦。

ホームでのプライドをかけて一歩も譲らない両者の戦いはトータルスコア10.37ptの同点となるほど特筆すべき白熱したものとなり、しかし、ハイエスト・シングルスコア5.70ptをマークしていたMorgan Cibilicに軍配が上がる形となった。

Ryan Callinan.

Morgan Cibilic.

 

そんなMorgan Cibilicは、セミファイナルのヒート1でワールドチャンプGabriel Medinaと対戦。

地元の想いを一身に背負い、さらなる快進撃が望まれるところであったが、あと一歩及ばず惜しくもここで敗退。

今大会を3位でフィニッシュした。

Morgan Cibilic.

 

MENSファイナルはItalo FerreiraとGabriel Medinaといったワールドチャンピオン2名による対決。

ハワイのパイプで行なわれたCT開幕戦”BILLABONG PIPE MASTERS”でも対戦し、Gabriel Medinaに敗北を喫していたItalo Ferreiraが、この大舞台でリベンジを果たす形で優勝を果たした。

Italo Ferreira.

Gabriel Medina.

 

Italo Ferreiraはこの勝利によってCTランキングトップにジャンプアップ。

John John Florenceからイエロー・ジャーシーを奪い取ることとなった。

注目の五十嵐カノアは現在Jordy Smith、Ryan Callinanと並ぶ4位のポジションをキープ。

オーストラリアのナラビーンを会場に4/16(金)からコンテスト期間に突入となるCT第3戦”RIP CURL Narabeeen Classic”での快進撃に期待したい!!

 

WOMENSで優勝を果たしたCarissa Mooreは、セミファイナルのヒート2でCaroline Marksを相手にトータルスコア17.74ptを叩き出し、ファイナルでもダントツのサーフィンを見せてIsabella Nicholsに大差で圧勝。

Carissa Moore.

 

Isabella Nichols.

 

自身のプロキャリアにおいて24回目となるCT優勝を果たし、4×ワールドチャンピオンとしての風格を見せつける形となった。

この勝利によってCarissa MooreはCTランキング2位のTyler Wrightに5,190pt差をつけてランキングトップを独走。

準優勝を果たしたIsabella NicholsはCTランキング3位のポジションへとジャンプアップを果たした。

 

無事に終了となったCT第2戦”RIP CURL NEWCASTLE CUP”!

ワールドクラスの波を舞台とする例年のCTとは違い、日本の波にも近いコンディションで行なわれただけあり、日本人サーファーにとってはある意味見どころ満載の1戦となったことは言うまでもないだろう。

4/16(金)から4/26(月)をコンテスト期間とするCT第3戦”RIP CURL Narabeeen Classic”では、一体どんなドラマが展開されるのか!?

お見逃しなく!!

 

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ