オーストラリアのナラビーンを会場に、現地時間と日本時間の4/16(金)からコンテスト期間に突入したCT第3戦”Rip Curl Narrabeen Classic”は、迎えたコンテスト初日の波のコンディションが不十分ということでレイデイに。

WSLオフィシャル・フォーキャストのSurflineの予報によれば、本日4/16(金)は胸前後の小振りな波で朝を迎え、午後からは強いオンショアが吹くことによって頭前後までサイズアップ。

その翌日となる4/17(土)の朝は頭前後のクリーンな波で迎え、午後に向かってオンショアの影響を受けながらもオーバーヘッドまでサイズアップするとのこと。

さらに4/18(日)は若干サイズダウンんした頭前後のオフショア・コンディションで朝を迎え、午後には徐々にさらにサイズダウンしていく予報となっている。

 

これを見る限り4/17(土)にはコンテストはキックオフとなるのか!?

現時点で4/20(火)までの予報しか公表されていないのでその後の波については不明確なので断定はできないが、波が上がる可能性が低ければ4/18(日)の午前中のみにコンテストDAY2が行なわれることもなきにしろあらずな状況と言えるだろう。

コンテストDAY1がオンとなれば、MENSのラウンド1のヒート1に注目の五十嵐カノアが登場。

Yago Doraと歴代グランドチャンプ唐沢明美プロの息子であるConnor O’learyと対戦することとなっている。

さらにJohn John Florenceがヒート2でFrederico Morais、Alex Ribeiroと対戦。

 

2018年の引退以来初のCT出場となる3×ワールドチャンプMick Fanningはヒート6で2019年ワールドチャンプで現在CTランキング1位のItalo Ferreiraと注目のCTルーキーMorgan Cibilicと対戦予定となっている。

 

さらにWOMENSのラウンド1のヒート1には女王Stephanie GilmoreがMalia Manuel、Brisa Hennessyと対戦。

ヒート2ではワールドチャンプ候補として有力視されるCaroline MarksがワールドチャンプTyler WrightとMacy Callaghanと対戦する。

続くヒート3ではもう一人の女王で現在CTランキングトップを独走するCarissa Mooreが、ローカルワイルドカードで今大会に出場の元CTサーファーLaura EneverとNilkki Van Dijikと同じヒートに組み込まれている。

 

CT第2戦の会場となったニューカッスルのメリウェザー・ビーチと同様、例年のようなCT会場のワールドレベルの波ではなく、日本の波に近いビーチ系の波を舞台に、いったいどんな戦いが繰り広げられるのか!?

今大会も日本人サーファーにとっては見どころ満載となっていることは言うまでもないだろう。

ネクストコールは日本時間の4/17(土)午前5:30には発表予定。

お見逃しなく!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ