Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

ウエスタン・オーストラリアのロットネスト島を舞台に開催されていたCT第5戦”Rip Curl Rottnest Search”は現地時間と日本時間の5/25(火)に大会最終日を迎え、ダブルオーバーのセットが押し寄せる素晴らしいコンディションの中、MENS、WOMENS共にセミファイナルからファイナルまでが終了。

MENSはCTルーキーMorgan Cibilicとのファイナルを大差で制したGabriel Medinaが、WOMENSはJohanna Defayをファイナルで抑えたSally Fitzgibbonsが見事優勝を飾った!!

Gabriel Medina.

 

Sally Fitzgibbons.

 

さらにMENSで特筆すべきは、今大会にワイルドカードで出場を果たしたLiam O’Brienがセミファイナル進出を果たし、Italo Ferreiraと並んで3位入賞を果たしたこと。

Morgan Cibilicに敗れはしたものの、世界最高峰レベルの今大会で驚くべき活躍を魅せてくれた。

Liam O’Brien.

 

また、MENSシーディング・ラウンドのヒート11で深いバックサイドチューブを披露し、9.63ptをマークしたMichel Bourezがベストバレル・アワードを受賞した。

今大会を終えた時点でのCTランキングは、MENSはGabriel Medinaが2位のItalo Ferreiraに8,595pt差をつけてトップを独走。

3位にJordy Smith、4位にFilipe Toledo、5位にMorgan Cibilic、注目の五十嵐カノアは7位から9位のポジションとなっている。

 

さらにWOMENSでは今大会で優勝を果たしたSally Fitzgibbonsが4つ順位を上げて2位へジャンプアップ。

トップには依然Carissa Mooreが君臨しており、2位のSally Fitzgibbonsとの差は7,870ptとなっており、3位にTatiana Weston-Webb、4位にTyler Wright、同率5位にStephanie GilmoreとJohanne Defay、注目の都筑有夢路は18位となっている。

 

次なるCT第6戦はカリフォルニアのリモーにあるKelly SlaterのウェイブプールSurf Ranchを舞台とする”Jeep Surf Ranch Pro”となっており、現地時間の6/18(金)から6/20(日)を大会期間に開催される予定。

果たして、世界で最も素晴らしい人工波を制するのは誰なのか!?

ますますCTから目が離せない!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ