Movie by SFJ. Text by colorsmagyoge.

 

日本指折りのサーフタウンとして知られる茅ヶ崎で海岸環境を守るボランティア活動を行なっている”ほのぼのビーチ茅ヶ崎”が、茅ヶ崎の海岸で”砂浜のマイクロプラスチック回収実験プロジェクト”イベントを4/25(日)と5/16(日)の2日間で開催した。

いま、地球規模で深刻な環境問題となっている海洋プラスチック汚染から海を守るべく開催されたこのイベントに、茅ヶ崎出身のプロサーファー大橋海人と石川拳大といったプロサーファーをはじめ、海を愛する茅ヶ崎のサーファーたちも数多くボランティアとして参加。

このほのぼのビーチ茅ヶ崎が今回行なったボランティア・イベントでは、まず最初に重機でマイクロプラスチックを含んだ砂を波打ち際ギリギリの一か所に集め、満ち潮に合わせて波の力と人力で砂をかき混ぜ、網を用いて海面に浮いてきたマイクロプラスチックを含むゴミを回収することが可能であるかを実験。

 

結果は、それまで行なってきたビーチクリーン方法を大幅に凌ぐ量のプラスチックゴミを回収することに成功し、砂浜の地中に紛れて見つけて拾うのが困難なゴミでも、この方法であれば回収することが可能であることを立証できた。

拾っても拾っても果てしなくなくなることはないように思える砂浜を含めた海洋環境におけるゴミ問題。

しかし今回、行政、ボランティア団体、そしてサーファーが力を合わせたことにより、それを効率的に解消する新しいゴミ回収方法発見することができた価値ある砂浜のマイクロプラスチック回収実験プロジェクトとなった。

>>ほのぼのビーチ茅ヶ崎

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ