東京五輪サーフィン競技は、台風8号によるグランドスウェルでオーバーヘッドのオフショアというエクセレントコンディションとなった千葉県長生郡一宮町の志田下こと釣ヶ崎海岸を会場に7/27（火）にコンテスト最終日がスタート。
この日の朝一番のスケジュールで行われたラウンドクォーターファイナルのヒート1には五十嵐カノアがKolohe Andinoと対戦。
世界中の誰も予測しなかったであろうエクセレントコンディションの中、五十嵐カノアが1本目で5.33ptをマークすると、チューブをメイクしてリップ、カーヴ、リップでフィニッシュを決めた2本目のライディングで早くも6.67ptといったグッドスコアをマーク！！
ヒート前半から流れを掴み、4本目には5.93ptをマークしてさらにバックアップを伸ばすと、逆転に必要なスコア7.37ptという状況へ追い込まれたKolohe Andinoが5本目の波で5.77ptをマークしてスコアを伸ばすものの逆転ならず、見事五十嵐カノアがクォーターファイナル進出を決めた！！
おめでとう！！
迎えるセミファイナルのヒート1ではGabriel Medinaと対戦予定。
さらなる快進撃に期待したい！！
クォーターファイナルのヒート3では大原洋人がワールドチャンプItalo Ferreiraと対戦。
ヒート開始早々にItalo Ferreiraが波を掴むと、ここでまさかの高さのあるバックサイド・フルローテーションエアを決め、限りなくパーフェクト10ptに近い9.73ptをマーク！！
早くも絶体絶命な状況に追い込まれてしまった大原洋人、前日行われたラウンド3でみせた奇跡の大逆転を狙い、チューブをメイクした2本目には5.17ptをマークすると、残り10分を切ってからリズムカルに波を掴み始めたItalo Ferreiraが6本目で6.43pt、7本目で6.57ptをマークしてトータルスコア16.30ptという驚異的なスコアを樹立。
コンビネーションシチュエーションまで追い込まれてしまった大原洋人が、またしても残り1分を切ったところで掴んだ7本目の波でパワフルなリップ2発を決めるライディングをみせて6.73ptをマークするものの逆転ならず、惜しくもここで敗退となってしまった。
女子ではクォーターファイナルのヒート4で都筑有夢路がSally Fitzgibbonsと対戦予定。
五十嵐カノアに引き続き、セミファイナル進出を決めてくれることに期待したい！！
Go Japan!!
