Movie & Photos by WSL.Text by colorsmagyoge.

 

ポルトガルのスーパーチューボスを会場に開催中のCT第3戦は現地時間と日本時間の3/5(土)にコンテストDAY3が行なわれ、前日よりサイズダウンしたリッパブルなコンディションの中、WOMENSラウンドオブ16の全ヒートとMENSラウンドオブ32のヒート9までを消化。

WOMENSではCarissa Moore、Tyler Wright、Tatiana Weston- Webbがハイスコアを叩き出していよいよベスト8の選手が出揃った中、

Tatiana Weston-Webb.

 

注目の日本人選手たちの活躍は、ヒート4に出場のConnor O’LearyがMorgan Cibilicと対戦。

2021年はCTランキングトップ5入りを果たして大活躍を果たし、ルーキー・オブ・ザ・イヤーも獲得したMorgan Cibilicが1本目から6.00pt、2本目には4.27ptでリードをはかる中、Connor O’Learyも逆転を狙って積極的に波を掴むが、なかなかスコアを伸ばすことができず迎えた残り時間8分。

ここでグーフィーの波でパワフルなターンを3発入れるライディングを決めて6.50ptをマークすると、逆転に必要なスコア6.00ptのところまで詰め寄る。

そんな状況で迎えた残り時間2分30秒で掴んだグーフィーのセットで6.07ptを叩き出し、土壇場で大逆転に成功!

見事ラウンドオブ16へと駒を進めた!

 

さらにこの日の最終ヒートとなるヒート9に出場の五十嵐カノアは、ワイルドカードで出場のJustin Becretと対戦。

先制攻撃を仕掛けるJustin Becretに対して、じっくりとショルダーの張る波を選び、5本目に5.50pt、8本目にはレギュラーの波でリップ、レイバック、フローターのフィニッシュで6.67ptと着実にスコアを重ねた五十嵐カノアが難なくラウンドオブ16へ進出を果たした。

 

 

迎えるコンテストDAY4はMENSラウンドオブ32のヒート10からスタート予定。

ヒート11にはEthan Ewing、ヒート12にはJohn John Flroence、ヒート16にはKelly Slaterと土のヒートもスター選手たちがラインナップしており、どのヒートも見応え十分となっている。

Remaining MEO Pro Portugal Presented by Rip Curl Men’s Round of 32 Matchups:
HEAT 10: Ezekiel Lau (HAW) vs. Frederico Morais (PRT)
HEAT 11: Ethan Ewing (AUS) vs. Nat Young (USA)
HEAT 12: John John Florence (HAW) vs. Ryan Callinan (AUS)
HEAT 13: Seth Moniz (HAW) vs. Jackson Baker (AUS)
HEAT 14: Kolohe Andino (USA) vs. Lucca Mesinas (PER)
HEAT 15: Griffin Colapinto (USA) vs. Jadson Andre (BRA)
HEAT 16: Kelly Slater (USA) vs. Caio Ibelli (BRA)

Upcoming MEO Pro Portugal Presented by Rip Curl Women’s Quarterfinal Matchups:
QF 1: Johanne Defay (FRA) vs. Stephanie Gilmore (AUS)
QF 2: Courtney Conlogue (USA) vs. Lakey Peterson (USA)
QF 3: Carissa Moore (HAW) vs. Tyler Wright (AUS)
QF 4: Tatiana Weston-Webb (BRA) vs. India Robinson (AUS)

 

ポルトガルとの時差は日本時間よりマイナス9時間。

コンディションが十分であれば現地時間の3/6(日)朝7:20、日本時間の夕方16:20にはネクストコールが発表予定となっており、コンディションが十分であればコンテストはオンとなることが予想される。

LIVEの方をお見逃しなく!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ